ジョーカーゲーム　脱出（エスケープ）のレビュー・感想・評価

映画評価：35点

当時の流行りをしっかり盛り込んだ
面白い作品になっていたと思う

【リアル脱出ゲーム】
に似た、謎解きをしながら
協力して関門を突破していくスタイル
なんとなく見てても飽きなかった

【デスゲーム】
の様な、失敗=死 を意識させた事で
視聴者も参加者も緊張感が出るし
迫真の演技がとても微笑ましい

【人狼ゲーム】
チックにした事で、
誰がユダ(裏切り者)なのか
その目線でも楽しめそう

沢山のアイディアが散りばめられた
面白い作りでした

ただ、前作同様に設定も甘く
最初から伏線にした方が良かったのでは？と
思う部分も結構ありました

内容としては楽しい
でも作品としては視聴者に感情移入させられなかった展開は残念

個人プレーが多かったからかもだけど、
団体戦？と見せかけて
結果死人が出ないと先に進めないストーリー。

だから美少女が殺し合いする
よくある映画になった気がする。

特に私は退屈だと思わなかったけど
全員黙るシーンが多くて
日本人ならではの間？みたいなのが気になった。
そこまで黙らなくてもいいから
早く喋ってテンポ良く進めてくれって思った。

前作と関連性があるようでないから
今回から見ても余裕で把握ができる！

前作のキャラが登場しますが、監督が代わり内容もよくある脱出ものになってしまい、前作の方がオリジナリティがありました。脱出ものとしては同じ2013年にテレ東で放映された「リアル脱出ゲーム密室美少女」の方が数段上だと思います。松野莉奈さんが出ているので貴重かも知れませんが、とにかく画質がとても悪いため、どのキャストさんのファンの方でもきつい内容だと思います。