劇場公開日 2015年1月31日

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「1作目の直後から始まり意外なオチで締める、ロックでパンクなスパニッシュホラーの傑作」REC レック4 ワールドエンド よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.01作目の直後から始まり意外なオチで締める、ロックでパンクなスパニッシュホラーの傑作

2015年7月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

このシリーズには毎作冒頭から唸らされるわけですが、今回もしかり。4作目だというのに1作目の直後から始まって1作目のヒロインであるTVリポーター、アンヘラがそのままヒロインとなるという捻ったツカミ。それでいて2作目、3作目の展開も巧く散りばめていて脚本の構成の妙に舌を巻きます。さすがに1作目の製作から結構な年数が経っているのでアンヘラが微妙に老けてしまっていますがそこは目を瞑ることに。

白い手術着でベッドに横たわっている状態からアンヘラが目覚めるという『バイオハザード』オマージュから始まり、残酷シーンは過去作に比してかなり控え目。緩急のリズムをかなりロック寄りにしてタテに揺さぶる感じで、後半に向けてウィルス研究船内で起こるパンデミックのテンポをジワジワ上げていく実に心地よい展開。息抜きギャグの挿入も忘れていないし、最後のオチがかなり程度の低い下ネタというパンクな感じも素晴らしい。まさか低予算SF映画の傑作『ヒドゥン』のネタを取り入れてサスペンスをグリグリと捻ってくるとは予想外。スペイン映画陣、侮るべからず。

よね