インターステラーのレビュー・感想・評価
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顔面凶器・マコノヒー
「インターステラー」鑑賞しました。
楽しいのか否かが混乱するほど、まず尺が長い。そして話というか、理屈が難しい。とてもじゃないが物語のすべてを理解し、どういう理屈で解決したのか見出すのは難しい。
あ、僕はノーラン映画が苦手です。特に新バットマンシリーズは暗いし深いしホントに嫌い。という僕みたいな人はこの映画を最高とは思わないはず。
そんな僕でも思うのは、マコノヒーすごいってこと。僕は英語が堪能じゃないから演技力云々はよくわからないが、とにかくマコノヒーのその”顔力”だけで映画全体をグッと引き締める。物語を理解しきれなかった僕でも、幼少の娘とのお別れシーンと、最後の高齢娘との再会シーンで涙。間違いなくマコノヒーの顔面凶器にやられた。
マコノヒーの顔面凶器を見れるってだけで1800円を払う価値はあると思う。トウモロコシ畑の広大な景色も凄まじい仕上がりだった。
期待しすぎた
映像は素晴らしい。
クリストファー・ノーランらしい演出が随所に見られて、とても興奮した。
ストーリーに関しては、複雑な理論を展開しすぎて、内容が頭に中々入ってこなかった。
「時間」という概念の捉え方はインセプションの方が格段にキャッチーでわかりやすかった。
壮大だ!
ノーラン監督の作品は小難しいですが私は好きです。満足感いっぱいで見終われるので期待しましたが、、、やっぱり難しかった(笑)
地球とは流れる時間も違うとか、ここで、「何故違うのか?」と考えてたら、まあ、難しいです。なので言葉通りそのまま受け入れて深く考えない。考えてると、遅れます(^^;)))
凡人な私には一回観ただけでは、大まかにしか理解出来ません(´д`|||)
でも、見応え十分、大満足でした。
親子の絆のドラマにもジーンときました。
私は泣きポイントが他に3、4回ありました。
何度か回観て細かい部分を理解していきたい。
(劇場ではなく)
諦めないこと
映画はハッピーエンドが良いですね。
都合よく展開していくと思ったりもしましたが、父親の諦めない姿が良かったです。
宇宙の描き方もとても美しくて魅了されました。
コンタクトが良いと思う人にはオススメと、知人に紹介されました。
大正解でした。
未体験の世界観
時間軸についてここまで掘り下げて創られた作品は過去に思い当たりません。
未知への挑戦で誰も分からない世界だから、ついていけなくて飽きる場合もあるかと思いましたが、作品として完成されていて魅入りました。
ただ、深い世界観だからこそ説明的なセリフが多く感じでしまったこと、家族愛がテーマという先入観を持って観てしまったので最後物足りなく感じてしまったことが悔やまれます。
21世紀のNo.1映画
2014年に見た映画の中ではナンバー1だった。いや、今までの私が見た映画の中でも、ベスト10に入れてもいいかもしれないかな。「2001年宇宙の旅」とともに、歴史的な映画の一つになってもおかしくないのに、それ程話題になっていないのが不思議なくらいだ。たぶん、長すぎるのと(個人的には全然飽きなかったが)、マン博士の裏切りの部分が余計なエピソードだったような気がする。それでも、映画の出来としては最高だった。最初の惑星に到着したものの、すぐに大波に襲われ危機一髪で母艦に戻ったら23年経過していた。23年分の家族からのビデオを見るシーンでは思わず泣いてしまった。
ハンス・ジマーの音楽もこの映画を最高に盛り上げてくれた。
面白かった
とても面白かった。完璧な映画。
だけども、マット・デイモン博士が裏切って云々のエピソードだけ無くても良かったかもしれない。そこだけちょっとダルかった。
BDが発売されたら欲しい。
映像だけかな
ワームホールやブラックホールを映像化してみせてくれたのは、楽しめた。
ただストーリー展開としては色々突っ込みどころが多すぎて、感情移入し難かった。セリフもなんだか取って付けたような印象を受けた。
地球の危機とか言われても、アメリカの片田舎で砂嵐が起こってるだけとしか思えない。危機の背景の説明も無いから、そもそも何でこの宇宙旅行が必要なのかピンとこない。
車ですぐにたどり着く場所になぜかNASAの秘密基地がある、ワームホールの彼方のはずなのにわりと頻繁な通信が可能、モールス信号で伝わる情報だけでなぜか重力の謎が速攻で解ける、結局ちっぽけなコロニーが人類を救う答えなの?、などなど、しっくりこないところが多すぎ。
物理の理論を知らないから難しいというコメントが多いようだけど、そんな問題じゃない。物理理論とは関係ないファンタジーなんだろうけど、それにしても説明不足じゃないかと思う。
人類とか言ってるけどそれはあくまでアメリカ人のことだけのようだし。
3時間が短く感じられた
全員が満足出来るとわ思わないので評価は4
皆が言うように予備知識は必要、それがわかれば楽しく見られる。
メリハリがあり長時間が短く感じられた。
最初の序盤は後の伏線だから寝ないようにね。
全て時間との戦いで、長時間宇宙の果てで孤独に生きている宇宙飛行士は気が狂うだろう・・・あの、しょうもない争いは仕方ない同情の余地あり。
宇宙船で助けに行くのに、相当時間を掛けて飛んできたのに気の狂った博士は宇宙船よりも早く歩いて戻れるのが不思議、スラスター使っても重力が地球の8割り程度でも無理だろ、・・・せめてローバーなんかに乗って来るのなら話は別だが・・・
ブラックホールのスイングバイで加速しきっているのに、あの科学エンジンで抜け出せるのかと思ったが、科学エンジンでの推力で抜け出せる限界でのスイングバイ航法だったと納得。
あと、多次元人?が手を差し伸べたワームホール、それと一定空間に時間軸を無限に繋げた、以外は干渉しないのが気に入った。
文明の低い所の深い干渉は支配しか無いし・・・いや、文明以前の話だし。
5次元人?と3次元人の差は、今いる人間とミジンコ以下の生物の差なんだろうな・・・
重力に関するデータを時計で示すも、何年掛かったんだ・・・・?
あの空間で酸素は持ったのか疑問・・・。
で、最後に重力を制した人類は反重力を得たのか、重い質量のコロニーの資材を地球から楽に持ち出せてコロニー建設に漕ぎ着けたと・・・。
で、もう一つの人類の卵は別の惑星で繁栄と・・・。
なんか、こんなハッピーエンドになるとはな・・・予想外でした^p^
難解なりに楽しめます
見る前は色んな映画を想像しました。初めはアルマゲドンみたいなテーマのエリジウムかな?とか派手なゼログラビティかな?とか…でもどれも良い意味で裏切られ違ってた。
この映画を正確に理解するには相対性理論と量子力学の断片位は必要。でも迫力で押し切れる部分もあるのでそういった宇宙物理学のなんたるかをなんとなく理解した風な気持ちで観てもそこそこ楽しめます。そういった講釈はむしろアニメ作品トップをねらえ!や2001年宇宙の旅に通ずる物があったかもしれません。
IMAXの2D字幕で見ましたがよく言われた効果音や音楽のバカでかさはそれほど気になりませんでしたね。色々言われたから劇場側で調整したのかな?
意味不明&長過ぎる!
物語の確信が最後まで掴めない。
三次元や五次元、四次元なんとか…。
もう意味不明の世界観で圧倒された。
だいたいブラックホールの向こう側を予想できてなぜ津波の予測が出来んのか不思議でならん。
あとマット・デイモン久々に見た…って感じ。
あと長過ぎ。
傑作
2014年に観た映画の中で一番の出来。
インセプションでは仕掛けは面白いが展開に難ありだったものが今作で大きく改善され傑作になった。
ここまで綺麗に伏線を回収されたら拍手するしかない。
上映時間の長さも気にならないほどのめり込んで鑑賞することが出来た。
ただ、最後に主人公が無事次元の世界から生還出来たくだりが説得力として薄いというか、SFの造詣が深くないと理解しづらい点が惜しいところである。
宇宙ってすごい!
久しぶりに3時間弱の長編を劇場で。
前半はなかなかテンポ良く進む。中盤から宇宙の説明的なところがあって中弛み。
静かなシーンも迫力のシーンもメリハリがあってそれほど長く感じなかった。
DVD出たらもう一回観よう。
インターステラー
本棚から落ちる本は未来からのメッセージだった。
広大な宇宙が自然と同じように残酷であり、未知であることを再確認。
SF的な知識があるのとないのとでは感想が全く違ってくると思います。
そこを踏まえてもう一度見たい。
ゼログラビティはリアルで、インターステラーはファンタジーという印象。
時空を超えたものとは
相対性理論とか、量子論とか、難しかってポカーンした部分が多々あったのは否めないけど、時空を超えて(ここでは重力によって?五次元に行くんやけど)在り続けるものは愛だというメッセージなんかなぁと。
アンハサウェイがワームホールに突入した後に一瞬マシューマコノヒーを歪んだ景色の中で見つけるんやけど、まさかこの一瞬のシーンがのちにマシューマコノヒー目線で出てくるとは!!作り込んでる…。。。
すげぇ
正直、はじめの方の重力の件から疑問を持っていたが、最後にツルッと解決した。すごくそこはスッキリした。幽霊の件、時計の件は初めはいらないと思ったが、ホントに最後で全てが繋がった。
四次元とか五次元とか理解し難い部分はあるが、想定外の結末。見終わってまだ整理しきれていない。DVDが発売されたらすぐに買ってまた観たい
壮大なる家族愛のドラマ
それほど期待しないで観たのが良かったのか、結構面白かった。
本作の影響について、『2001年宇宙の旅』や『ライトスタッフ』を上げる人が多いし、両作品へのオマージュはすぐに気がついたけど、本作の影響は、むしろ『未知との遭遇』や『E.T.』の方が大きいと思う。
もっと踏み込んで言えば、後述するようにSFのように見せておきながら、「愛」に帰結していくという点では、キューブリックの原案を、その死後にスピルバーグが完成させた『A.I.』からも影響を受けているかもしれない(ちなみに、『2001年』や『ライトスタッフ』、またスピルバーグの影響については、ノーラン監督自らが認めている)。
SF的な視点で観ると、科学的知識の乏しい僕には、イマイチ理解できない事が多かったので、そこはSFファンたちの検証に任せたい。とりあえず初見した僕としては、そうしたSFとして楽しむよりも、人間ドラマとして本作を楽しんだ。
ただし、途中のトンデモ展開へのツッコミは置いといても、ラストシーンについては、ちょっといただけないと思った。ストーリー展開として、あのラストシーンは主人公が格好付け過ぎだ。
プランBの実行者(アメリア)を迎えに行くなら、彼が誰にも告げずに一人で行く必然性が乏しい。
クーパーステーションのNASA(に変わる組織)から「これからプランBの回収に旅立ちますが、あなたもクルーとして参加しますか?」とクーパーに打診があり、クーパーが「もちろん。今度は娘の説得に時間はいらない」というような会話で終わった方が、普通に現実味のある展開だったと思われる。そうすれば、あんな陳腐な格好付け方で終わらずに済んだのに、もったいない。この終わり方は、本当にもったいないと思う。
ただ、脳内補完を思いっきり発揮すれば、こんな解釈も出来る。
アメリアは、現存する人類を見殺しにしようとしたラザロ計画の実行者であるとして、クーパーステーションの人間たちには批判されている。クーパーに関しては、マーフの生みの親ということもあり一応の敬意はもたれていたとしても、ラザロ計画の関係者は、ブランド教授もアメリアも極悪人扱いのため、彼女の救出計画などはあり得ないという解釈も出来るわけだ。
結局のところ、この映画の世界観は、クーパーの娘への「愛」があった故に、5次元の世界でマーフの部屋と交信できたはずなのに、クーパーステーションに生き残った人類は、徐々に昔の文化を取り戻しながらも、一方で、荒廃した地球のなかで「愛」を失い、まだその「愛」を完全に取り戻すことのできない、冷たい社会なのかも知れない。
(五次元の世界で、クーパーがマーフの部屋と交信できたのは、彼の思い入れ=愛の思念が強い過去の空間として、マーフの部屋に辿り着かせたというのが、僕の解釈です)。
だからこそ、「愛の男」であるクーパーは、反対される事を押し切って一人で旅立ったという解釈。
もう一つ、別の解釈をすると、そもそも「アポロ計画は嘘だった」という、歴史的事実がねじ曲げられ情報操作が行われている社会という設定なので、「ラザロ計画」そのものが存在しない事になっている世界かも知れません。
もしコロニーに移住した人類がそういう社会なら、アメリアの存在は、コロニーの一般社会には隠蔽されており、クーパーやマーフ、そのほか一部の人間だけの極秘事項であり、彼女の救出作戦なんて考えられないのかもしれません。これなら、クーパーが一人で旅立ったことにも必然性が生まれる。ただ、この解釈がありとするなら、宇宙空間で発見されたクーパーの存在は、コロニー社会でどのように説明されているのかという疑問は残る。
いずれにしても、ラストシーンについては、もう少しスマートな補足をしてもらわないと、クーパーが一人で格好付け過ぎるというのは、ちょっとどうかと思う。
ただ、いずれにしても、この映画は、主人公クーパーと、父親や祖父の守ってきた土地を最後まで守り抜こうとした息子、父を信じて人類を救ったマーフ、そしてそんなマーフの病床を取り囲む子孫たち、このクーパー一家の壮大なる「愛の物語」に帰結できるのでしょう。
ストーリー展開は突っ込みどころは満載ですし、説明不足この上ない作品でありますが、クリストファー・ノーラン監督が贈る、壮大なる人間愛のドラマ、家族愛の大河ドラマ、あるいは「Space Fantasy」と解釈すれば、けっこう面白い作品です。
全209件中、121~140件目を表示