劇場公開日 2014年6月20日

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「過去鑑賞」300 スリーハンドレッド 帝国の進撃 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5過去鑑賞

2019年12月23日
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原作はフランク・ミラーという事も有り、前作にも劣らない迫力と美しさを兼ね備えた映像の作品でした。

今作はサラミスの海戦を元にしているとは言え、史実とは微妙に違うみたいですが、エンターテイメント作品なので、その辺りはスルーして観た方が良さそうですね。

ただ、サリヴァン・ステイブルド演じるテミストクレスがあまり優秀な策略家に見えないwのが残念でしたが、その分、エヴァ・グリーンが演じたアルテミシアが魅力的でしたね。
勿論このような女性の司令官がいたという事実は無かったみたいですが、ストーリーに華を添えるといった意味では悪くなかったと思います。

前作を上回る作品を作ろうという意気込みは感じられましたが、凝った作りにしようとしたためか前作程熱い展開にもって行けなかった感じですね。
スローモーションの多用も迫力が増した反面テンポを乱している感じもしましたが、前作より戦闘シーンは過激で派手で血飛沫も5割増しぐらいで、美麗なものでしたので、そういった点では楽しめる作品だと思います。

あの終わらせ方だと更に続編が作られそうな感じでしたが、残念ながら結局その企画は無くなってしまったみたいですね。

一作目を凌ぐ作品を是非観てみたかったです。

刺繍屋