劇場公開日 2013年3月16日

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シャドー・ダンサーのレビュー・感想・評価

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2.0あえておすすめはしないです

2017年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

わかりにくさもまた魅力になる映画ってありますけど、これはわかりにくさがそのまんま欠点になってしまうという映画でした。
ラストに向けての展開は見所があるだけにもったいないですね。監督が上手かったらもっといい映画になっていたでしょう。
あと主人公のキャラクターの芯のない演出もマイナスです。これはラストまでのひっぱりに必要だと後で理解はできますが、ずっと2時間観ているこっちとしたら、ちょっとしんどい。
まあ、あえておすすめはしないです。

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okaoka0820

2.0眠気との闘い・・・

2015年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

何度も途中で意識をなくした(苦笑)
最後はハッとさせる場面もあったが
それ以外は・・・

ちなみに・・・
微妙だったヒロインをチェックしてみたら
「オブリビオン」のヒロインと同じでビックリ!?
色気が全然ちがう

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tsutaya100yen

3.5かなりいいよ

2015年5月19日
iPhoneアプリから投稿

緊迫あり悲しみありの傑作

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素子

3.5静かに

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幼いころから置かれた身と、国と国の争いが自由と安らぎを奪い、息子との生活を守るため母親が選んだ道は、スパイ

赤いコートの鮮やかさが彼女の重い表情をよく映していて、印象的でした。派手なアクションもなく静かに、たんたんと物語は進んでいくのですが後半、刑事がコードネームを見つけてから、エンディングまでは驚きが続きます。
母親は一人ではなかったと…

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シュガー

3.5静かなる緊張をもたらすスパイ・サスペンス

2013年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

2011年にエリザベス女王がアイルランドを訪れたことが大ニュースとなった。英国王が同国を訪問したのは実に100年ぶりだというが、日本にいると両国の険悪な関係はピンとこない。時々ほかの映画で未だに根深い敵対意識があることがなんとなく伝わってくるぐらいだ。
1922年の実質的な独立のとき、北部アルスター地方の6州だけがイギリスに留まる。イギリスに残りたい者と独立から取り残された者が遺恨を残したまま混在するのが北アイルランドといえそうだ。
この映画は、そんな政治背景のなか、イギリス本国、北アイルランド政府や王立アリスター警察隊に対するテロ行為を行うようになったIRA(アイルランド共和軍)に身を置くシングルマザー、コレットが敵対するイギリス情報局保安部MI5に捕まったことが発端となって話が進んでいく。

この作品、その政治背景に馴染みがないうえ、タイトルの「シャドー・ダンサー」が意味するところが判りづらく、ポスターの絵柄からも映画の内容が何も伝わってこないという厄介さがある。そのポスターに書かれたコピーが『息子を守るためにスパイになるしかなかった。』だ。私なんかはこれを読むと、お母さんがスパイになるしかないなんて、息子はいったい何をしたんだ?って思ってしまうのだ。
映画を観て、そういうことではないと分かったのだが、いずれにせよこのキャッチコピーが的を得たものとは思えない。

幼い頃に自分がとった行動により弟を死なせてしまった。そのときの父親のコレットに対する無言の怒りの目。古い体質のなか、将来、家長となる男の子が死に、女の子である自分が生き残ってしまったことへの負い目を背負ってきた女が、MI5捜査官のマックの一言「誰も死なない」に懸けた結果が密告者という道だ。もう誰も失いたくない。コレットの思いはそこにある。投獄されて息子と離れ離れになることを回避したいという思いもあるだろうが、そこに問題をすり替えてしまうと結末が弱くなる。
マックのコレットを守ろうとする思いと、コレットがマックに望むものは、明らかにイギリスとアイルランドの関係のようにズレとスレ違いがある。
その結果がラストだ。

とっつきにくいテーマではあるが、観れば静かなる緊張をもたらすスパイ・サスペンスとして見応えがある。
極限状態に置かれたアンドレア・ライズボローの美しさと一途な男クライヴ・オーウェンもいいが、「Xーファイル」のスカリー役でお馴染みのジリアン・アンダーソンがマックの非情な上司を好演。

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マスター@だんだん