劇場公開日 2024年3月1日

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「はら三分位」舟を編む メイばばさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0はら三分位

2013年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

昨年度の本屋大賞一位、辞書作りという特殊な題材に興味を持ち、
また出演する俳優人の演技にも関心があり期待しつつ映画を鑑賞しました。
ですが、何か物足りない!
ストーリーの展開も在り来りで、単純な私でさえ先が見えて気落ちしてしまいました。
個性的な演技派の方々の良さも、活かされていないように感じました。

言葉は大海のように広く、深く、辞書は言葉の道標、その膨大な資料と格闘しながらの
地道な作業には頭が下がり勉強にはなりましたが、変人扱いの馬締さんが辞書作りと
出会って力強く成長していく過程とか、水を得た魚のようにイキイキした姿で働くのを見たかった。
凛とした独身時代の香具矢さんも馬締さんと結婚してから魅力が半減してしまいました。
夫に味見をして貰って「ただただ美味しい」それで良かったのかしら?
それと夫婦になってからの会話、優しさと言うより、よそよそしい光也と香具矢の
やり取りは納得がいきませんよ。言葉のスペシャリストとしては如何なものかと・・・。

メイばば