人工の夜景(1966)

劇場公開日:

解説

独特の人形アニメーションでアメリカのアート界で特に高い評価を受ける一卵性双生児の映画作家チーム、ブラザース・クエイの短編作品の特集上映。長編劇映画第1作「ベンヤメンタ学院」の公開を機に、88年に公開済の「レオシュ・ヤナーチェク」(83)、「ヤン・シュバンクマイヤーの部屋」(84)、「ギルガメッシュ/小さなほうき」(85)、「ストリート・オブ・クロコダイル」(86)の短編4作と共に、未公開短編6作が初公開された。

1979年製作/20分/イギリス
原題:Nocurna Artificiala
配給:イメージフォーラム
劇場公開日:1996年6月29日

ストーリー

記念すべき処女作。地下室で孤独にたたずむ男は唯一開かれた窓から外を覗き、部屋の外から響く路面電車の立てる騒音に耳を傾け、窓のすき間に見える町のネオンを眺める。彼は夜の路面電車に乗ってひっそりと移動することを夢想し虚空に手を伸ばすが、その手が通過する電車によって傷を受け、赤い血を流す。男はいいようのないエクスタシーを感じ、夜の街に対する妄想をさらに広く、深く沈潜させていく……監督・撮影・美術・パペットデザイン・編集はブラザーズ・クエイ。製作はキース・グリフィス。

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映画レビュー

2.0?プラハの路面電車

2023年4月19日
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マサシ

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