アップフェルラント物語

劇場公開日:

解説

今世紀初頭のヨーロッパの小国アップフェルラントを舞台に、大人たちの陰謀に立ち向かう少年と少女の活躍を描いたアクション・ロマン。監督は湯山邦彦、田中芳樹の原作を「それいけ!アンパンマン」シリーズの武上純希が脚本化、キャラクター原案は漫画家のふくやまけいこが担当。

1992年製作/90分/日本
配給:徳間ジャパン
劇場公開日:1992年12月12日

ストーリー

1905年、ロシア、オーストリア、ドイツの3大国に囲まれた美しい小国のアップフェルラント。その首都シャルロッテンブルクに住む少年ヴェル(声…山口勝平)は、ふとしたことから捕われの身の美少女フリーダ(声…皆口裕子)を助けることになる。フリーダが誘拐されたのは、彼女の祖父が所有する廃鉱に兵器の原料となるラジウムが眠っていることにあった。その秘密をめぐって、ひと儲けを企むアメリカ人や革命の資金作りに画策する男装のポーランド女性、さらにその資源を手土産にしてドイツとの併合を企むアップフェルラントの陸国大臣と彼を裏で操るドイツ皇帝が動き出す。ヴェルとフリーダは渦巻く陰謀の中をかけ巡って、ついに廃鉱の秘密を手に入れるのだった。

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