太陽娘と社長族

劇場公開日:

解説

「女王蜂(1958)」の内田弘三の脚本を、「勝利者の復讐」の小森白が監督、「阿波狸変化騒動」の友成達雄が撮影したコメディ。主演は「女王蜂(1958)」の久保菜穂子、「天皇・皇后と日清戦争」の中山昭二、「勝利者の復讐」の小畑絹子。その他、瀬戸麗子、ジョージ・ルイカー、トップ・ライトなど。

1958年製作/73分/日本
劇場公開日:1958年5月18日

ストーリー

卒業したばかりのハイティーン娘、芳子、芙美江、数子の三人は結婚促進組合を設立した。規約は、結婚の相手は金持であること、相互援助を惜しまぬこと、貞操は成功が確認されるまで放棄しないこと……というのだ。三人は来日する二世観光団に眼をつけ羽田空港に車を飛ばした。芳子はボーヨーたる風貌の青年の旅行鞄に、田口博士という名札がついているのに目をつけ、早速、むりやりにタクシーに押しこみホテルに案内した。旅装をといた田口は、鞄の中から資金が盗まれていることに気づき、慌ててホテルをとび出した。翌朝、ボーイから田口ハカセでなくヒロシという名なのだと聞いた芳子は、狙う殿方はロマンス・グレーに限ると考えたものだ。一方、田口は探偵局を訪ね、犯人の捜査を依頼した。くさいのは旅客機で隣に座ったキザな紳士だった。さて、芳子は石鹸会社の専属モデル、数子はファッション・モデル、芙美江はストリッパーになっていた。そして、数子も芙美江も、それぞれ結婚さぎの常習犯などというつまらぬ男にひっかかっていた。ある日、三人は空港で名刺を貰ったジョーという男の事務所をたずねた。ジョーとは、田口の隣に座っていた男である。ジョーが主催する太陽協会の会員はすべてブルジョアだと聞いて、カモを探さんと三人は入会し、キャンプ場を訪れた。ところがそこに、田口が現われジョーを見つけたから大変。結局、田口青年の大活躍で、国際賭博師シックリのジョーの悪事が露顕、ジョーは捕えられた。数日後、芳子は田口から求愛された。彼は、ブラジルのコーヒー王の息子だった。

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