娘十八お転婆時代

劇場公開日:

解説

日活時代「戰鼓」「武士道の鬼」等を発表した倉谷勇が久々に自分の脚本を監督する。撮影は「唐人街の鬼」の藤井春美。出演者は「夢よいづこ」の灰田勝彦、「袴だれ保輔」の新珠三千代、「西陣の姉妹」の進藤英太郎、瀬川恭助、東郷晴子、小堀明男等で、他に賛助出演として淡路通子、高千穂ひづる、惠ゆたか、浦島歌女等の宝塚の面々が顔を見せる。

1952年製作/75分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1952年6月12日

ストーリー

雑誌記者小山田信吉は神戸駅で江上トシ子がハンドバックから拳銃を落としたことから、彼女と知り合った。彼女は姉の仇花長を探しに来たのだったが、身寄りも金もないので、信吉のアパートに泊めてもらうことになった。信吉は彼女の仇討ちを止めようと努めるが、トシ子の気持ちは一向に変わらなかった。花長とトシ子の対決の機会は来たが、仇は花長でなくハネ健であることが分かった。信吉もトシ子もやはり若い男女であった。二人の愛情は日毎に高まっていき、ともすればトシ子の復讐心も鈍りがちになるのだった。しかし花長の斡旋でハネ健と対決する時が来た。トシ子は信吉の愛情に身を切られる思いをしたが、出かけていってハネ健を倒した。信吉がトシ子の拳銃の実弾を空弾に替えた努力も空しく、彼女は信吉の腕の中で彼のしみじみとした愛情を感じながら「自首して出る」と語るのであった。

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