蛇精の淫
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蛇精の淫

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解説

「殺されるのは御免だ」の田辺虎男の脚本を、「女獣」の曲谷守平が監督した怪奇映画で、飛騨山中に伝えられる伝説を描いている。撮影も「女獣」の平野好美。

ストーリー

飛騨山中の集落の青年簑吉が行商の帰り山道にさしかかると、若い女の呻き声が聞こえてきた。庄屋の娘お絹で、失神した彼女の太股には、白蛇が一匹まつわりついていた。やがて意識を取戻したお絹の話では、夜明け、幻の女に誘われるままに淋しい山中に踏みこみ、なにものかにとりつかれて恥ずかしい目にあったという。その日から、お絹はずっと病床に臥した。やがて、お絹の婿に簑吉を欲しいと言ってきた。簑吉は許婚のきよを諦めてお絹の婿になった。その夜、簑吉はお絹が実は白蛇の化身の桜子であると知らされ驚いた。--話は一年前にさかのぼる。簑吉が山道で傷ついた白蛇を助けてから、笛の音に魅せられて建物に入ると、「あなたをお待ちしていた桜子です」と年増女が現われた。二人は夜の契りを交わした。簑吉の母が、彼女は蛇の化身であり、男は精を吸いとられて死ぬと制止したが、簑吉は桜子の虜となってしまった。--お絹の告白に怖れおののく簑吉に、彼女は激しい愛撫を続けた。お絹は倉の中に監禁されたが、狂ったように騒ぎまわった。手をやいて医者に診断させたが、医者はお絹を犯そうとして喰い殺されてしまった。やがて、簑吉は飛騨山中の村に帰り、許婚だったきよに再会、結婚を約束したが、またしても笛の音に誘われ姿を消した。月明りの夜、お絹と簑吉は熱い誓いをかわした。と、簑吉の母のみねが村人と連れだってやってきた。お絹は死を決意、今生の名ごりとはげしく簑吉を抱いた--。...

スタッフ

監督
脚本
田辺虎男
原案
尾上周祀
企画
竹中美弘
製作
大蔵貢
撮影
平野好美
美術
岩武仙史
音楽
松村禎三
録音
根本寿夫
照明
折茂重男

キャスト

作品データ

原題 Late Autumn
製作年 1960年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 78分

提供:株式会社キネマ旬報社

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