噛みついた若旦那

劇場公開日:

解説

椿澄夫の脚本を、「恐妻党総裁に栄光あれ」の青柳信雄が監督したコメディ。撮影は伊東英朗が担当した。

1960年製作/74分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1960年5月22日

ストーリー

日本橋の芳町にある酒店「ちよだや」の女主人絹子は、女手一つで育てあげてきた息子の新太郎が大学を卒業し、これから店に座ると思うと嬉しくてならなかった。ところが、当の新太郎はこっそりとある自動車会社の就職試験を受け入社が決まっていた。亡父と、金兵衛、勇蔵の三人は昔町内三人組といわれた仲よしだった。今でも二人は新太郎にめをかけてくれている。勇蔵は就職の際の保証人になってくれた。お絹が勇蔵から一部始終を聞いた。お絹はかんかんになり、酒屋がいやなら親子の縁を切るとまで言い出した。勇蔵までお絹の味方になった。金兵衛が、新太郎の高校時代の教師山本に相談にいった。金兵衛は帰途、タクシーにハネられ怪我をした。そんな事件があっても、新太郎の決意は、変らなかった。山本は条件つきで新太郎の就職を許すことを提案した。条件とは新太郎が嫁をもらって「ちよだや」の潤滑油にするということだ。先生は、嫁の候補にと娘のよし子を推薦した。かねがね好意をもっていた新太郎に依存のあるはずはなかった。お絹も了承した。新太郎とよし子の結婚式。よし子は「ちよだや」の横文字の入った小型トラックに荷物をのせ、自分で運転して「ちよだや」に乗りこんだ。

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