二度とないぞ青春は

劇場公開日:

解説

中村定郎・芦沢俊郎・入江円の共同脚本を、「幸福の合唱」の池田博が監督した青春篇。撮影も同じく「幸福の合唱」の中島信雄。

1960年製作/67分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1960年1月15日

ストーリー

城北大学ラグビー部の池島亮一と、城南大学のラガー十時晴夫は、父親同士が親しかった関係で、兄弟同様に育った。亮一の父はすでに亡くなり、今は極東建設の重役をしている晴夫の父逸作の世話を亮一は受けていた。母が心臓を悪くし、入院費用として五万円ほどが必要になった。アルバイトを見つけ、前借りをさせて貰おうと決心した。ナイトクラブ「ブラインドサイド」の社長笹島が、城北の池島と知って亮一を照明係に雇った。ホステスのみゆきと知り合い、彼女の生き方に共感した。が、睡眠不足のために練習がおろそかになりがちで、コーチの二宮に叱咤された。ある夜、クラブの用心棒に制裁を受けていたみゆきを救おうとして、亮一は乱闘事件を起した。そして、それが新聞にスッパぬかれ、ラグビー部から身を引かねばならなくなった。亮一はみゆきから意外なことを聞いた。彼女らはコールガールであり、その組織を握っているのが笹島だと言うのだ。支配人の大滝が用心棒のグレン隊を集め、亮一の後を追わせた。自分たちの秘密を知られた以上、生かしておいては面倒だと考えたのだ。亮一が苦戦している時、ラグビー部の連中が駈けつけた--。翌日、ラグビー部は全員退部を申し出た。事情を聞いた部長は、亮一の復帰をも許した。間もなく、城北対城南のラグビー試合の日が来た。タイム・アップ寸前に、亮一の見事なトライが成って城北は城南を倒した。控室に引揚げた亮一に、晴夫の妹早苗が飛びついた。敗けた晴夫には、部のマスコット道子が寄りそった。

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