ホールインラブ 草むらの欲情

劇場公開日:

解説

覚醒剤常習容疑でゴルフ界を追放になり、ハスラーとして生きる女子プロゴルファーを描く。脚本は宮下教雄、監督は「エロス学園 発情時代」の林功、撮影は米田実がそれぞれ担当。

1979年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年11月23日

ストーリー

女子プロ新人杯で優勝した朝倉真紀子は、覚醒剤常習の容疑で逮補されプロゴルフ界から永久追放された。真紀子はゴルフ通信の陣内という男のお膳立でハスラーとして生きることになる。ある日、スナック「バーディ」のマスター島本の企画で彼女の再出発パーティが催された。そこで、元プロゴルファーの海老原と勝負になり、彼女は敗れてしまう。その精算で関係を結んだ真紀子はその時、海老原の妻蘭子が、賭けゴルフに敗けた代償に囚われの身となっていることを聞く。ある日、真紀子は黒川という男が送り込んだイカサマ師利根山に敗れ、黒川の獣欲の餌食となってしまう。その利根山が金のもつれから陣内に殺されてしまい、現場を目撃した蘭子は警察に通報する。そして陣内の本名は島本で「バーディ」のマスターの実弟であることが分った。海老原は真紀子を獄中に追いやった仕掛人が島本であることをつきとめ、結着をゴルフでつけることにした。島本の代役は元日本チャンピオンの梶岡、海老原の昔の強敵だ。賭け金として三億円の現金と時価三億円のゴルフ場の権利書が用意された。海老原に全てを託された真紀子は、前半は苦戦するが、女を武器に梶岡を悩殺、最終ホールで大逆転で勝利を得るのだった……。

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