愛人妻 あぶない情事

劇場公開日:

解説

3人の若いOLらが愛人グループを作り、活躍する姿を描く。脚本・監督は「痴漢電車・後ろで発車」の片岡修二、撮影は「団鬼六 人妻なぶり」の志村敏雄がそれぞれ担当。

1988年製作/68分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1988年2月10日

ストーリー

OLの倫子、バニーガールの圭、ウインド・デコレーターの冴子の3人は恋人がいない退屈な毎日を送っていた。そこで考えたのが、雑誌での愛人募集だった。条件は「年令不問。億ションに住まわせる」というものだった。3人は愛人候補者と面接をしながら、それぞれ一人ずつ相手を決めた。倫子の相手は36歳のデザイン会社社長・野沢俊介、既婚者だがルックスはよかった。圭の相手は50歳のスーバーマーケット経営者・佐伯、真面目な中年男で気前もよく圭の我侭を通してくれそうだった。冴子の相手は39歳の公務員・園山、株で稼いでいて経済的な余裕はたっぷり。しかもSEXテクニックがうまかった。こうして愛人を得た3人は、男達が共同で購入してくれた億ションに移り込んだ。愛人同盟は一見何ごともなく滑り出したが問題もあった。倫子の愛人の野沢に対して圭も惹かれていたのだが、愛情を第一に考えていた倫子に譲ってしまったのである。圭が佐伯を選んだ理由は金だけで、SEXは義理だった。圭にダイヤの指輪をねだられた佐伯は宝石店の主人・沼田に圭を抱かせる代わりに指輪を提供してくれるよう頼んた。圭も承知の上だったが、いざというとき拒んだため強姦まがいの凌辱を受けてしまう。一方、倫子は野沢と愛人だけという関係に満足できなくなり、野沢の妻と会った。結局、野沢は妻子に逃げられてしまう。野沢が一人頭をかかえているところに圭がやって来て、2人は燃えたが、それを倫子に見られてしまった。しかし、表へ駆け出した倫子を野沢は追いかけ、圭は一人取り残された。数日後、野沢は離婚し、倫子と再婚することに決めた。3人で始めた愛人同盟だったが、当然倫子は抜けることになる。幸福いっぱいの倫子の告白を圭と冴子はあ然として聞いていた。倫子が「うちの人には手を出さないで」と言うと、圭は「それで愛人やってられるか」と答えた。

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