モナ・リザの失踪
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モナ・リザの失踪

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解説

オペレット映画「ワルツ・タイムの二つの心」を作って名声を斯界に走らせたゲザ・フォン・ボルヴァリーが監督した映画で、「旅愁」のトルーデ・フォン・モローが主演するもの。助演者はオペレット映画にはお馴染みのヴィリ・フォルストを始めとし、有名な舞台監督であり且つ俳優でもあるグスタフ・グリュントゲンス、舞台出のアレクサンダー・グラナッハ、アントン・ポイントナー、フリッツ・オデマー、マックス・ギュルストルフ等である。シナリオを執筆したのはワルター・ライシュで、古参のキャメラマンたるウィリー・ゴールドベルガーが撮影を担任し、そして作曲には「ワルツ・タイムの二つの心」の作曲者ロベルト・シュトルツが再び力を致している。又、舞台装置は「罪と罰(1923)」「三文オペラ」と同じくアンドレ・アンドレイエフの手になったものである。

ストーリー

イタリア人の硝子職人ヴィンチェンツォ・ペルジアはパリに住んでいたが、ある時ルーヴル博物館にレオナルド・ダ・ヴィンチの名画もモナ・リザの硝子を取替えに呼ばれ、描かれた美女モナ・リザの不思議な美に打たれた。ペルジアが住んでいる宿の隣のホテルの女中マチルドはモナ・リザに似ている美人だった。ある日マチルドが仕事をしながら歌を歌っていると、その美声に心ひかれてヴィンチェンツォは彼女を見た。そこにモナ・リザが生き返った様な美人を発見したヴィンチェンツォは忽ち彼女に恋をしてしまった。マチルドもヴィンチェンツォに愛をかえし、二人は割なき仲となった。しかしマチルドはみめかたちは美しかったが心無き女であった。ヴィンチェンツォが、彼女が思い違えた様な金持の青年画家ではなく、一介の硝子職人であること知るや、彼女は掌を返す如く冷やかに彼を棄てて顧みなかった。ヴィンチェンツォは何うしても彼女の愛を取戻そうと思い、マチルドに似たモナ・リザの名画をルーヴルから盗み出して、彼女に見せた。しかし彼の懸命の熱情もマチルドの冷笑を浴びただけで、彼女は金のある旅廻りのセールスマンと手を携えて駈け落ちしてしまった。名画の紛失はパリを驚愕させ、全世界の耳目を聳動させた。パリ警視庁の躍鬼の捜索も徒労に終った。が莫大富豪は出入りの絵画商人にこの機を逸せずモナ・リザを買い取れと命じた。そして警官が失敗したのに反して、ヴィンチェンツォが犯人であることを突きとめて巨額の金で買い取ろうと申入れたが彼は拒絶した。そして彼は名画を手風琴の中に隠匿してパリを後にイタリアフローレンスへ行った。そこの古物商にヴィンチェンツォはモナ・リザを売りつけたのであった。例の絵画商人は彼の跡をつけて来て彼が名画を売るや早速密告したのでヴィンチェンツォは捕縛された。モナ・リザがパリルーヴルで紛失したのは一九一一年八月二十二日ヴィンチェンツォ・ペルジアが捕えられたのは翌々年の十二月十三日だった。全世界の新聞はこれを報じた。マチルドは公判廷に現れた。ヴィンチェンツォが窃盗理由としてマチルドを引合いに出すことを予期して。ところが彼はその冷酷なモナ・リザの様な微笑を浮べたマチルドの顔を見るや激しい憤りを感じた。そして彼がモナ・リザを盗んだのは、イタリアから多くの美術品を掠奪したナポレオンに復讐する為であると告白した。今迄誇らかに微笑していたマチルドは虚栄心を酷く傷つけられて、失望と憤懣に蒼白めたのである。ヴィンチェンツォ・ペルジアは昂然と彼女の顔を見やって満足した。...

キャスト

作品データ

原題 The Theft of the Mona Lisa Der Raub der Mona Lisa
製作年 1931年
製作国 ドイツ

提供:株式会社キネマ旬報社

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