女王陛下の大作戦

劇場公開日:

解説

サンドロ・コンティネンツァ、ロベルト・ジャンヴィティ、ホセ・ルイス、マルティネーズ・モラの共同脚本を「南から来た用心棒」のミケーレ・ルーポが監督したスパイ・アクション。撮影はフランシスコ・サンチェス、音楽は「南から来た用心棒」のフランチェスコ・デ・マージが担当した。出演は「殺し屋へ挑戦状」のリチャード・ハリソン、「太陽のならず者」のマーガレット・リー、「007/サンダーボール作戦」のアドルフォ・チェリほか。テクニカラー、テクニスコープ。

1967年製作/イタリア
原題:Master Stroke on Her Britannic Majesty's Service
配給:東和
劇場公開日:1968年3月2日

ストーリー

ロンドンにあるジェネラル・ダイヤモンド社の地下大金庫から、千万ポンドのダイヤモンドを盗みだそうと企むベルナール(A・チェリ)は、マクス、ミゲル、ラング(R・ハリスン)の三人を手下に選んだ。そして俳優のラングを、ダイヤモンド会社の要職にあるオーウェン(R・ハリスン、二役)と瓜二つの顔に整形させた。準備がすむと一味は、まず本物のオーウェンを拉致し、ニセのオーウェンことラングがダイヤモンド会社に乗り込んだ。そして次々に他の三人も乗り込み、計画通りダイヤモンドを盗んで郊外の邸宅に引きあげた。だが、その直後、ベルナールを除く三人は何者かに襲われ軟禁されてしまった。そこで三人は初めてベルナールがイギリスの諜報部員であること、ダイヤモンド会社を舞台に大がかりな密輸が行なわれていることを知った。しかもラングは、その後もオーウェンになりすますよう命じられた。ラングはオーウェンの家で彼が踊り子イブリーンの手引きで、ブローカーを通し、ダイヤモンドを換金して、海外へ高飛びしようとしていることを知った。その後ブローカーは何者かの手で殺され、ラングたちは、ブローカーを背後から操っているフェレンク一味に拉致されてしまった。そしてフェレンクの口から、その日の午後四時五二分に重大犯罪が仕組まれていることを聞きだした。監視の隙をみて逃げだしたラングはそのことをベルナールに報告。ダイヤを化学研究所に運んだが途中で行方不明になってしまった。もう一つ別の陰謀があるのかもしれない。イギリス諜報局は動き出した。犯人はベルナールだった。彼は最初、手下たちを裏切ったが、イギリス諜報局をも裏切っていたのである。

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