70億の強奪作戦

劇場公開日:

解説

日本初登場の新鋭ビット・アルベルティニが製作・脚本・監督にあたったアクション篇。撮影は新人エミリオ・バリアーノ、音楽は「さすらいの一匹狼」のニコ・フィデンコが担当した。出演は「バルジ大作戦」のダナ・アンドリュース、、「ヘラクレスの怒り」の新進ブラッド・ハリス、新星エリナ・デ・ウィットほか。イーストマンカラー、ニュースコープ。

1967年製作/イタリア
原題:The Ten Million Dollar Grab
配給:松竹映配
劇場公開日:1967年11月5日

ストーリー

百万長者のキミンズ(D・アンドリュース)は、彼の鉱山で発見された大きなダイヤをヨハネスブルグから運び出すため、輸送の総監督としてコールマン(B・ハリス)を雇った。しかしコールマンは、モーターボートのレース中に何者かに狙撃され、彼の乗っていたボートも大破したが、不思議にも死体は発見されなかった。というのは、実はコールマンはキミンズの美人秘書ギャビー(E・D・ウィット)と、二人の潜水夫に手伝わせて偽装殺人をしくんだのである。そして、ダイヤを盗みとろうというのだ。コールマンたちは綿密な計画をたて、ダイヤを積んだ船が出港すると、小型潜航艇を使い、輸送船の船腹を切り開いて船室に侵入というはなれ業をしてまんまとダイヤを奪った。それと知ったキミンズはコールマンの後任の総監督に命じ、ダイヤを取りかえした。その後キミンズは、秘書ギャビーをつれてモンテカルロの別荘に出かけた。ところがギャビーはコールマンに会うため、しばしば外出するのでキミンズにあやしまれ、あげくのはては、別荘の秘密の地下室に監禁されてしまった。なんとそこは宝石の山。実はキミンズは気違いじみた宝石のコレクターであった。そこへ、コールマンたちが駆けつけて、ギャビーを助け出した。数日後、コールマンとギャビーは保険会社から表彰された。というのは、実は二人は保険会社のために働いている人間だったのである。コールマンがキミンズのダイヤを盗んだのは、キミンズ自身の計画に従ってやったことであり、キミンズはダイヤを盗まれたように見せかけておいて、百万ドルの保険金を得ようとたくらんでいたのであった。

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