不屈の人びと

劇場公開日:

解説

小説『紅岩』より脚色したもので、全篇三十巻にわたる長編で、新劇、伝統劇、オペラにもなっている。「青春の歌」の北京映画撮影所の作品。

1965年製作/中国
原題:烈火中永生
配給:共同映画
劇場公開日:1966年1月15日

ストーリー

一九四八年、蒋介石政権壊滅前夜、国民党反動派は、米国の後押しをうけ、重慶で凶暴なテロを行なった。中国共産党の重慶市委員会の指導者許雲峰は、裏切者甫志高の自白で逮補された。江雪琴も甫の裏切で捕えられ、重慶に送られた。そこで拷問されたが、彼女は口を割らなかった。それどころか脱獄の計画を進めていった。翌年、解放軍は楊子江を渡河し、南京の国民党総統府を占領し、四川にまで近づいた。敵は獄中の仲間たちの虐殺計画に着手した。獄内の党組織は、信用できる人間によって脱獄計画を獄外に持ちだし早く地下組織と連絡とることが先決問題になっていた。そんな時、獄内で雑役夫をしている気違いの老人が、獄内の党組織と連絡をつけるという。華子良という男で、実は十五年も党の指示によって気違いを装っていたのだった。彼は獄外との連絡に成功した。さらに中華人民共和国成立のニュースも入った。許雲蜂は全力をあげて壁を掘りつづけた。解放の砲声が轟いた。脱獄の合図である。先に出た江と許、かけつけた中国人民解放軍の先遣部隊たちと、全員がよろこびを分かちあった。赤旗の中、解放軍は勝利のどよめきの中を前進した。

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