大夜襲

劇場公開日:

解説

フランス・イタリア合作のスペクタクル史劇。アルナルド・マロスとジュゼッペ・スコテーゼ合作のシナリオをジュゼッペ・M・スコテーゼが監督。撮影を担当したのはピエル・ルドヴィコ・パヴォーニ。音楽を受けもったのはカルロ・ルスティケリ。出演するのは「壮絶鬼部隊」のファウスト・トッツィ、ケリマ、セルジオ・ファントーニなど。製作はアンジェロ・コアセナ。フェラニアカラー・トータルスコープ。

1960年製作/イタリア・フランス合作
原題:La Notte del Grande Assalto
配給:昭映フィルム
劇場公開日:1961年7月8日

ストーリー

ファビの城はアペニン山脈の中腹、スフォーザ大公の国とセザーレ・ボルジアの領土の中間にあった。スフォーザ公国侵略を計ったボルジアはまずファビを手に入れるため二人の腹心をファビにつかわした。文人マルテーズと残忍なザンコである。スフォーザ公国の領主キャゼリンは事態を憂慮して甥のマルコ(セルジオ・ファントーニ)を流れ者の武士としてファビの城にのりこませた。そこでマルコはザンコの情婦であるジプシー娘マヤ(ケリマ)にボルジア一味の悪企みを聞いた。が、ザンコは早くも、城主ファビ伯を殺してしまった。とり残された伯の娘イサベラ姫(アグネス・ローレン)はザンコとマルテーズの思いのままになった。姫を恋するようになっていたマルコは姫を救けようとした。しかし二人はザンコに捕えられた。ザンコはマルコを拷問し姫に結婚をせまった。マルコを愛する姫の心は動いた。かくして今や手中に入った城にボルジアがやってくることになった。彼がやってくる前夜縛めを脱したマルコはこの地方のすべての無法者を集め、城に夜襲をかける計画をたてた。朝、ボルジアが城についた時既に城はマルコのひきいる一団が占領していた。ボルジアの前でマルコはザンコの悪らつな罪を告発し、二人だけの決闘を求めてザンコを倒した。ボルジアは自分の領土に退却していった。かくして、マルコとイサベラは結ばれ、ファビの城に新しい領主として住むことになった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る