娼婦ローズマリーの真相
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娼婦ローズマリーの真相

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解説

現在なお未解決のローズマリー醜聞事件に材をとり、J・ヨアヒム・バルシュがシナリオを書下し、「題名のない映画(1948)」のルドルフ・ユーゲルトが監督した、一女性の悲劇的な半生を描いた作品。撮影はゲオルク・クラウゼ、音楽はウィリー・マテスが担当。出演は「狂乱のボルジア家」のベリンダ・リー、他にワルター・リラ、パウル・ダールケ、ハンス・ニールセン等。

ストーリー

貧困家庭に育ったローズマリー(ベリンダ・リー)は、はやくから街娼に身をおとし、狩込みにあい感化院に入れられた。拘留期間が過ぎ、出所した彼女は、今までのような街娼でなく、金持目当ての高級娼婦になろうと決心した。彼女の肉体的魅力とテクニックでパトロンは日毎にふえた。ある晩レストランで網をはっていると狩込みが始まった。その時、ロシア人のウォルティコフ(ワルター・リラ)が妻と偽って彼女の難を救ってくれた。それが縁で二人は結ばれた。富裕な彼は彼女の暗い過去を問題にせず、二人の未来に希望を持っていた。ウォルティコフは商用で旅に出ることになった。彼女に大金を置いて、くれぐれも元の世界に戻らぬようにといった。が、ローズマリーは彼のいないのを幸に相変らず男漁りに浮身をやつした。肉体をひさぐ代りに金はたまった。そんな彼女を街娼時代の男が何かと金をせびりにやって来た。ウォルティコフが彼女をカンヌに呼んだ。楽しい日々が続いたが、留守中の行動を恥じようとしないローズマリーに彼は失望した。結婚も断念した。その夜、ウォルティコフは心臓病で急死した。彼女は再び街に出て稼ぎまくった。立派なアパートにも住むようになり、彼女のもとには種々の男性が集った。が、破局の来るのも早かった。毛皮商の店員を誘惑して失敗したり、客から金をとりはぐったり、今までの順調さに狂いが生じた。あせればあせるほど失敗し、逆に虎の子の金を客の一人から貸せといわれたり、いい客が少しもつかなかった。そんなある日、ローズマリーははげしい孤独感に襲われた。お得意の実業界の大物ベルンバイルは取り乱した彼女に愛想をつかし彼女のもとを去った。誰も彼女を助けてくれる者はいなかった。一人になった部屋に入口のベルが鳴った。ドアを開けた。……ローズマリーの顔は恐怖におののき、部屋中を逃げまわった。何者かがソファに彼女を追いつめ絞殺した。そして死体を残して立去った……。...

作品データ

原題 Die Wahrheit uder Rosemarie
製作年 1959年
製作国 西ドイツ
配給 映配

提供:株式会社キネマ旬報社

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