ヘンリー・ミラーの性生活 クリシーの静かな日々
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ヘンリー・ミラーの性生活 クリシーの静かな日々

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解説

性文学の巨匠といわれるヘンリー・ミラーの自伝的小説『クリシーの静かな日々』の映画化。製作はベント・ヨルゲンスンとロジェ・ド・モネストラルの共同、監督・脚本は新人イエンス・ヨーゲン・トールスン、撮影はイェスパー・ホム、音楽はカントリー・ジョー、ベン・ウェブスターが各々担当。出演はポール・バルジャン、ウェイン・ジョン・ロッダ、ウラ・レンビグ・ミュラー、エリスベス・レインゴード、アビー・サギルド、シュザンネ・クラーゲ、ルイズ・ホワイト、ペトロネッラなど。

ストーリー

ジョーイ(P・バルジャン)と同居人カール(W・J・ロッダ)のアパートに入ってきた、シュールレアリズムの女(L・ホワイト)はいきなり、全裸になってかってに商談をまとめてしまった。驚いた二人は顔を見合せながらも、それっとばかり前から後からと攻めたてた。ところが絶頂に達した女は突然、ピストルを持ち出そうとした。急にだれかを射ってみたくなったというのだ。彼女は、どうやら頭がおかしいらしい。クリシーのバーでジョーイが拾った女は可愛いいニース(U・L・ミュラー)だった。ところがありったけの金をニースに手渡してしまったジョーイは猛烈な空腹で、ちっとも寝つかれず、ベッドへ入っても御馳走ばかりが目にちらつく。もちろんついさっき味わった性の充足感など、跡形もない。と同時に、渡した金でたらふくのみ食いしているだろうニースが憎くなった。そんな所へカールが帰ってきた。連れて来たのが十六才だというコレット(E・イレンゴード)である。不思議な少女だった。羞恥心も嫉妬心もまるでなさそう……といって頭がよわいわけでもないらしい。あけっぴろげで純なコレットにカールはすっかりまいってしまった。だが、コレットの両親の強談判によって二人の間はプッツリと切れた。気分転換にルクセンブルグへいったが、このルクセンブルグはすべてが本物のようなのだ。性病すらもだ。やっぱりクリシーが一番だ。二人はなつかしのクリシーへ戻った。さっそく入ったバーの女を三人引き運れてご帰還の二人はお定まりの乱痴気パーティをやりはじめた。酔っぱらった5人は上を下への大騒ぎ。風呂では、ジョーイが女ふたりに、サンドイッチにされ、東洋人らしい女は足で乳房をもんでくれというむずかしいご注文である。酔った彼女は、ワインを自分の局部にトクトクと注ぎ、あげくの果て、ビンの先端をインサートして、すさまじい限りである。自分たちのことを棚に上げた女たちの悪口雑言をききながら、かまわず寝入ったジョーイは、朝、空腹で目がさめた。飢えという奴は常に具体的だが性欲は抽象的でつかみどころがない。カールに紹介された女に逢いにいったジョーイだが、女の性にはゾっとしてしまい、いまは思い出となったニースの素晴らしい横顔が目に浮ぶのだった。いつかのピストル女ではないがジョーイにとって性とは一種の錯乱症状である。一時は結婚まで考えたクリスチーネと別れたのもニースが心底すばらしい女であることを発見したのもそうした発想からである。だが二人の性は明るかった。笑いさえあった。だから、パーティで逢った未亡人を交えての二対二の楽しみの時も彼等は無邪気で、いたずらっぽかった。カールのガール・フレンドもジョーイもカールも青空のように明るい性を楽しもうとしていただけだ。そしてひょんなことから、未亡人が怒って帰ったあと、三人は笑いころげてしまった。怒るなんて、バカげたことだ。性は怒るものじゃないのに。だから……ジョーイにとって、クリシーに住んでいたこの頃のことを考えると、それはまったく楽園のように思われる。そこでは、現実的な問題はたった一つ。食糧の問題だけだった。ほかの苦労はすべて空想的なものだった。...

作品データ

原題 Quiet Days in Clichy
製作年 1970年
製作国 デンマーク
配給 ヘラルド

提供:株式会社キネマ旬報社

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