ペテルブルグのドストエフスキー

解説

ひとりの作家の文学を語るうえで、その土地や町は切りはなすことのできない重要なファクターである。この作品はペテルブルグの町を多く書き残したドストエフスキーの諸作品を追いながら、作家と町との深いむすびつきを物語っていく。壮厳で華麗なプーシキンのペテルブルグ観に対して、この町を「病める町」として見つめたドストエフスキー。今、ここに彼の作品背景が浮きぼりにされていく－－。監督はＢ・シュレイベル、撮影はＺ・ヤコブソン、監修はＡ・ドストエフスキーとＹａ・ビリンキスが各々担当。

1966年製作／110分／ソ連
原題：Peterburg Dostoevsky
配給：東映洋画
劇場公開日：1977年11月12日

ストーリー

※ドキュメンタリーのためストーリーはありません。