クレージーボーイ 香港より愛をこめて

劇場公開日:

解説

レ・シャルロ主演シリーズの五本目。監督はイヴァン・シフレ、脚本はシフレとクリスチャン・フェシュネール、撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はレ・シャルロが各々担当。出演はジュラール・リナルディ、ジェラール・フィリッペリ、ジャン・ギイ・フェシュネール、ジャン・サリュス、ミッキー・ルーニー、クリフトン・ジェームズ、ユゲット・フンフロックなど。

1976年製作/フランス
原題:Bons Bai Sers De HongKong
配給:東宝東和
劇場公開日:1976年6月19日

ストーリー

事件の発端は、エリザベス女王がゴルフ・トーナメントを観戦中に起こった。ゴルフ場にオモチャのヘリコプターが飛んできて、いきなり爆発、猛毒を吹き上げた。その場の全員が芝生の上に倒れ、やがて気がついてみると肝心のエリザベス女王の姿がない。サア大変、三日後に香港公式訪問を控えた女王が誘拐されたのだ。王室はマスコミにはいっさい秘密にし、四八時間以内の事件解決めざしてマーチン諜報機関局員にあたらせた。マーチンはフランスのバニエ・シークレット・サービスに連絡、英仏戦争の恨みもあってか、シブシブ協力体勢を整えたバニエ(ルイ・セニエ)はフランス最高の四人? の諜報員を選んでコトに当らせることにした。ジェラール(ジュラール・リナルディ)、フィル(ジェラール・フィリッペ)、ジャン・ギイ(ジャン・ギイ・フェシュネール)、ジャン(ジャン・サリュス)のご存知四人組で、殺しのナンバーは022・023・024・025といった中途半端な面々だった。早速、ジャンとフィルはエリザベス女王そっくりのビル掃除婦ルーベ夫人(ユゲット・フンフロック)を伴なってジョン卿のもとへ。そしてジェラールとジャン・ギイはオモチャのヘリの製造元であるフィリペ・ロペスを追って香港へ飛び、ロペスが逃げ込んだ香港一の玩具屋マーティ商会をつきとめた。一方、ルーベ夫人をエリザベス女王にしたてたジャンたちは、香港公式訪問のために特別機で香港に乗り込んだ。勝手気ままなルーベ夫人の行動にキモを冷やしたジャンとフィル、その夜久しぶりにジャン・ギィとジェラールに合流。かくしてフランス代表の四人はガッチリ握手、エリザベス女王誘拐犯を捕まえようと、気炎をあげた。その頃、オモチャ屋のマーティ商会のボス、マーティ(ミッキー・ルーニー)は誘拐してきた本もののエリザベス女王と専用列車をしつらえ愛の旅に出発しようとしていた。その情報を得た四人は、マーティの豪華な専用列車をオンボロ飛行機で追い始めた。追いつ追われつの大合戦の末、ついに四人はエリザベス女王を救出した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る