夜のけもの

劇場公開日:

解説

ロビン・ミラーの脚本をリチャード・L・ヒラードが監督したエロティカル・サスペンスドラマ。撮影はルイス・マクマホン、音楽はW・L・ホルコルム、製作はデル・テニィ。出演者はTV「エラリー・クイーン・シリーズ」のリー・フィリップス、ほかにシェパード・ストラドウィック、ジーン・ヘイル、ロレイン・ロジャース、マーゴット・ハートマン、ケイ・エルハード、ジェームズ・ファレンティノなどTVスター達。

1962年製作/アメリカ
原題:Violent Midnight
配給:ヘラルド
劇場公開日:1964年1月26日

ストーリー

エリオット(リー・フィリップス)は孤独な画家。義妹のリン(マーゴット・ハートマン)が母を亡くして彼の町の女子大に入る旨、顧問弁護士が伝えて来た。その夜モデルの娘と酒場に出かけるが、彼女の男友達チャーリーに傷を負わされ、手当てのために彼女の家に寄り、プロポーズされた。そしてその夜、彼女は何者かに惨殺された。翌日、彼は停車場にリンを迎え、大学に連れていった。そこでキャロルという女子大生を知る。学園を出たエリオットは刑事に連行されるが証拠不十分で釈放された。その夜酒場で色情狂のアリスを知った。そこでチャーリーに会い、また殴り倒された。チャーリーはアリスとも友達だったのだ。泥酔したチャーリーとアリスは深夜の湖で戯れていたが、泳げないチャーリーが湖に落ち、助けようとしたアリスを夢中で殴り、失神したので夢中で逃走した。彼女はその直後、何者かに殺された。犯行を否定したが、チャーリーは逮捕された。犯人は彼でなければ誰か?実はリンであった。彼女は異常なほどエリオットを愛していた。予定より早く彼の所に来てその動静を探り彼に言い寄るすべての女性に憎悪を持ち、変装までして彼女らを殺したのだった。

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