氷原の花

解説

最近再びパテー社において連続映画を作ることになったパール・ホワイトのフォックス社時代の第2回作品で、「盗人」の前の作品である。原作はジォージ・グッドチャイルドで、脚色および監督は「盗人」と同じく各ポール・H・スローンおよびチャールズ・ギブリンによってなったものである。相手役はトーマス・カリガン。

1920年製作/アメリカ
原題:The Tiger's Cub

ストーリー

アラスカのクロンダイク地方のある酒場の浮浪人「虎」とビル・クラークの2人はサンマーズ大佐の鉱山を賭博で搾取し尚大佐を殺して沙市に逃げた。「虎」の留守宅にいた美しい娘「虎の子」はその後サンマーズの子デーヴィッドが行方不明の父を訪ねてこの地へ来たのに遭い恋仲となり、ビルが情婦ヒルダとの間にできて捨てていった捨児を拾い2人で育てていた。やがて2人の悪漢が帰って来たので、すでにその時には大佐の死を確知していたデーヴィッドは面白からず思いその家を出てしまった。「虎」は我家に育つ子供を「虎の子」とビルの間にできたものと誤解し2人を無理に結婚させたが、その夜彼女がビルのために危険な目に遭わんとするところへデーヴィッドが乗り込んでここに大格闘があったがビルは元の情婦ヒルダに射殺され翌朝「虎」も役人に捕らえられ、尚役人の持っていた手紙から「虎の子」は実はバートンという者の娘であることが分かり、デーヴィッドと新境涯に入る。

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