大学の顔役

解説

「青春争覇戦」「カーニバル」のジミー・ッジューランドが「誘拐者」のウォルター・コノリー、西部劇スタアのチャールズ・スターレット、「悪魔の影」のジョージ・ペリー、「明朗色時代」のガートルード・ニーゼン、「酔いどれリズム」のレイモンド・ウォルバー等と共演する映画で、コリー・フォードのストーリーをユージーン・ソロウがリチャード・ウォームサー及びフリイップ・ラップと協力脚色し、「悪魔島脱出」のアルバート・S・ロージェルが監督し、「わが家の楽園」のジョセフ・ウォーカーが撮影に当ったもの。

1938年製作/アメリカ
原題:Start Cheering

ストーリー

ハリウッドの人気俳優テッド・クロウリイは映画界の生活に嫌気がさして、支配人サム・ルイスや引立役のウィリーが止めるのも聞かず、ミッドランド大学へ入学の志願をした。大学当局は多くのカレッジ映画で人気のある彼の入学を許可することになった。テッドは大学へ行く途中、ウォーシントン総長の娘ジーンを知合いになり、互いに好意を寄せる仲となった。しかしそのために蹴球の花形選手でありジーンに恋をしているビフ・ゴードンの恨みを買い、2人は恋仇として対立するようになった。テッドの大学入りを喜ばぬ支配人のルイスは、ビフと計って彼を学校から追出すことを企てた。そしてジーンの気持が不純であるような策動をしたので、彼女を誤解したテッドは、大学を止めてニューヨークへ去る決心をした。ところがその時ルイスは大学の校庭からテッドの歌を放送する契約を取り、ジーンも大学バンドの後援を得て一切の準備を済ましてあった時、肝心のテッドはすでに列車で出発してしまった。驚いたルイスは、ウィリーと共に自動車を走らせて彼の後を追っかけ、ようやくテッドを下車させてジーンの本心を告げたので、彼は直ちに校庭へはせつけて無事に放送を終り、そしてジーンと和解したのだった。非表 M1938

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