前科者(1940)
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前科者(1940)

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解説

「底抜け最大のショウ」のハル・B・ウォリスが1940年に製作したギャング映画。ジョナサン・フィンのストーリーから「対決」のウォーレン・ダフが脚色し、「フランス航路」のロイド・ベーコンが監督した。撮影は「カーニバルの女」のアーネスト・ホーラー、音楽は「凸凹巨人退治」のハインツ・ロームヘルドである。出演者は「我れ暁に死す」のジョージ・ラフト、同じく「我れ暁に死す」のジェーン・ブライアン、「喝采」のウィリアム・ホールデン、「三つ数えろ」のハンフリー・ボガート、「ロミオとジュリエット」のフローラ・ロブソン、「紅の翼(1954)」のポール・ケリー、リー・パトリック、ヘンリー・オニールなど。

ストーリー

クリフ・テイラー(ジョージ・ラフト)とチャック・マーティン(ハンフリー・ボガート)の2人はシン・シン監獄から一緒に保釈出獄した。クリフは更生を誓っていたが、生来のやくざだったチャックは出獄当日から新しい悪事の計画を立てていた。クリフの家では母(フローラ・ロブソン)をはじめ弟(ウィリアム・ホールデン)、ティムの恋人ペギー(ジェーン・ブライアン)が温かく彼を迎えた。だがクリフの恋人だったスーは前科者を恋人に持ちたくないと言って去って行った。クリフは生まれ変わったように真面目に働いたけれど、世間の前科者に対する態度は想像以上に冷たかった。それでもクリフは歯を喰いしばって更生の道を歩んで行った。一方弟のティムは、恋人ペギーから1日も早く結婚しようと言われながら、彼女に貧乏暮らしをさせる気になれず、何とかして金を儲けたいと思っていた。そのティムを見るにつけ、かつてそんな気持ちから罪を犯した経験を持つクリフは心配したが、ティムの気持ちはすさむばかりだった。クリフは意を決してチャックを訪れ、銀行ギャング一味に加わってティムに自動車修繕の店を開かせるだけの金をつくり、チャックの了解を得て足を洗った。ある日銀行を襲って逃げおくれたチャックは重傷を負ってティムの店に逃げこんだ。ティムはチャックを情婦モリーのアパートに送り届けたが、そのため警察に拘引された。弟を救うためにはチャックに自首させるよりないと考えたクリフはモリーのアパートを訪れたが、密告を恐れた仲間のレフティとの間に撃ち合いが始まりチャックとともにに銃弾に倒れた。レフティも警官に射殺された。嫌疑のはれたティムの店には“テイラー兄弟商会”とかかれた新しい看板がかかげられていた。...

作品データ

原題 Invisible Stripes
製作年 1940年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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