深紅の光線

解説

レイ・ジョコブソン氏作の小説に拠り、ジョージ・モーガン氏とカール・クルセーダ氏とが脚色し「スペードの一」等と同じくヘンリー・マックレイ氏が監督したもので主役はジャック・ドハーティー氏でローラ・トッド嬢、ジョン・エリオット氏、アルバート・プリスコ氏等が出演している。

1925年製作/アメリカ
原題:The Scarlet Streak

ストーリー

ジョン・カーソンはリチャード・クローフォードと変名して「殺人光線」放射器を研究し遂に完成した。「モンク」と呼ぶ不逞漢を首領としレオンティンという女賊を首領の片腕と頼む悪漢団は早くもこの新発明を奪おうと企んだ。「タイムス」の新聞記者ボブ・エヴァンスは「殺人光線」に関する特種を獲んと活動し始めた。クローフォードにはメリーという美しい娘があった。メリーの求婚者にK伯爵と呼ばれる疑問の男がいた。「モンク」一味はクローフォードの所在を確かめんと暗中飛躍を続けていたが遂に科学者は悪漢団の認めるところとなりその運命は危機に瀕した。青年記者エヴァンスは科学者の味方となって悪漢団を相手に壮烈なる争闘を始めたのである。

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