死闘の丘

劇場公開日:

解説

「荒くれ男」と同じくジョン・C・チャンピオンが製作、レスリ ー・セランダー(「戦闘機攻撃」)が監督に当たった1955年作西部劇で脚本はクラーク・レイノルズとロリー・カルホーンの共同(「附加合辞はチャムピオン」)によるものである。色彩撮影はエルスワース・フレデリックス、音楽はカール・ブラントの担当。「レイテ沖海空戦 永遠の海原」のスターリング・ヘイドン、「君知るや南の国」のイヴォンヌ・デ・カーロ以下、「拳銃45」のザカリー・スコット、ガイ・プレスコット、「アロウヘッド」のロバート・J・ウィルク、アンジェラ・グリーンなどが出演する。

1955年製作/アメリカ
原題:Shotgun
劇場公開日:1955年6月6日

ストーリー

西部、開拓期。保安官クレイ(スターリング・ヘイドン)とマー クが治安維持にあたる小さな町へ、かつてクレイに捕えられて投獄されていた無法者ベンが手下を連れて復讐に来た。そして物かげからマークを殺して逃げた。新しい任務につくはずだったクレイはこのやり口に憤慨し、仇討ちを決意して新婚のアリサが止めるのもきかずベンを求めて旅に出た。ベンは、新任務につくクレイが復讐に来るはずはないといって、酋長デルガディトのひきいるアパッチ族へウィンチェスター銃を密売する仕事をつづけようとしたが、手下の1人ベントリーはクレイの復讐を恐れて去って行った。ある日クレイは、木に縛られてカラガラ蛇による拷問をうけているベントリーとアビー(イヴォンヌ・デ・カーロ)を救った。踊り子のアビーはカリフォニアへ行く途中、ベントリーと道連れになり、ベン一味の報復をうけてしまったのだった。クレイはベントリーからベン一味がキャレクシコへ行ったことを知り、3人で旅をつづけた。途中ベントリーはクレイの不意を襲って逆に殺された。そしてクレイとアビーは次第に惹かれ合うようになって行った。ある日クレイがインディアンに襲われているところを救ってやったレブは、賞金目当てにお尋ね者を殺して歩く男で、ベンを仕止めて賞金をとろうと、一行に加った。クレイに追われることを知ったベンはある小屋に手下を2人残してクレイを待伏せさせた。しかしクレイはこの2人を射殺し、アビーとレブを小屋に残して、ベンが行ったアパッチの宿営地へ進んで行った。間もなくアパッチが小屋を襲ってレブを射ち、アビーを攫って行った。銃声を聞いて小屋に戻ったクレイは直ちにアパッチの宿営地にのりこんだ。ここにはアビーもベンもいた。クレイはディルガディトに、ベンとの決闘を申込み、アパッチの見守るうちに2人は相対した。先に発射したベンの弾丸はそれ、彼は卑怯にも逃げ出そうとしたが、デルガディトがその背に槍を投げて、命を断った。アパッチ族の去った後、アビーとクレイは明るい未来を胸に抱きながら、その場をあとにした。

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