シスコ・キッド(1931)
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シスコ・キッド(1931)

解説

米国有数の小説家オー・ヘンリーの筆になるものから「猫とカナリヤ」「最後の警告」のアルフレッド・A・コーンが脚色し、「哄笑の世界」「生命の切札」のアーヴィング・カミングスが監督し、「悪魔スヴェンガリ」のバーニー・マクギルがクランクした映画である。主な出演者をあげれば「陽炎の春」「反逆者」のワーナー・バクスター、「各国の女」「愛の暴風」のエドモンド・ロウ、「仮染の唇」のコンチタ・モンテネグロ、「ナイト・ワーク」「罪は若きにあり」のノラ・レーン、フレデリック・バート等である。

ストーリー

その首に5000ドルの賞金が懸けられているお尋ね者のシスコ・キッドは神出鬼没の早業でいつもメキシコとの国境を跳梁していた。彼の無二の好敵手は騎馬警官のミッキイ・ダン警部である。カリゾという町の役人テックス・ランサムは腹黒い男、ひそかに町の銀行家ハンキンスと結託しベントンという寡婦が借金に困っているのを奇貨とし、彼女の所有する牧場を手中に収めんものと画策していた。このランサムが懸想しているカルメンシタという酒場の踊り子のことからシスコ・キッドはランサムと反目の間柄となった。ある日シスコ・キッドが酒場にいたとき、ミッキイ・ダンが突如として乗り込んできた。そしてシスコ・キッドめがけて一弾を放った。このため彼は傷を負い危うくダンの縛につこうとしたが辛うじて体をかわしたキッドは酒場から脱け出すことが出来た。彼は寡婦ベントンの家にかくまわれて手厚い看護を受け、やがて日ならずして快方に赴いた。一方ダンは踊り子カルメンシタの力を借りてキッドを捕縛しようと計ったが彼女はその頼みに応じなかった。キッドは全快するとともに寡婦ベントンからランサム一味の悪企みを聞き、持って生まれた侠気から彼らを懲罰することを誓った。ダン警部がベントンの牧場に来たとき、既にシスコ・キッドの姿はそこに見えなかった。それもそのはずキッドはカリゾの町に現れて悪銀行家を襲い、ベントンの必要な5000ドルをその男から強奪していたのであった。町に引き返したダン警部はキッドの姿を見つけるや彼に迫って行った。馬蹄は砂を蹴って両者の間にすさまじい追撃が始まった、しかし義侠の血を持つキッドはこうした場合にあっても恩人のことは忘れない。彼は牧場へ駆けつけ5000ドルをベントンに渡した。その上路上に遊ぶ子供を危険から救うためには馬を止め甘んじてダンの縛に就こうとするのだった。キッドのこうした行為はダン警部の心を痛く動かした。警部はキッドの男らしさに惚れた。やがてキッドは縛めをとかれ国境外へ追放されたのである。...

作品データ

原題 The Cisco Kid
製作年 1931年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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