黒い拍車

劇場公開日:

解説

スティーヴ・フィッシャーのシナリオを「西部の愚連隊」のR・G・スプリングスティーンが監督した西部劇アクション。撮影はラルフ・ウールジー、音楽はジミー・ハスケルが担当した。出演は「西部の愚連隊」のロリー・カルホーン、「荒野の決闘」のリンダ・ダーネル、「青春物語」のテリー・ムーア、「大砂塵」のスコット・ブラディ、「ハタリ!」のブルース・キャボット。ほかに、ロン・チャニー、リチャード・アーレンなど。

1965年製作/アメリカ
原題:Black Spurs
配給:パラマウント
劇場公開日:1965年9月14日

ストーリー

1880年代のカンサス州。サンティー(ロリー・カルホーン)は牧場で働くよりお尋ね者の銀行泥棒エルを捕まえて賞金にありつく方が良いと、婚約者アナ(テリー・ムーア)の反対を押しきって旅にでた。8カ月すぎ、サンティーはエルを殺し、いっぱしの拳銃使いになっていた。アナはエルキンズと言う男と結婚した。そのころ、このカイルの町では、隣の町ラークに鉄道が敷けるので町の繁栄を奪われるのを苦にしていた。一方サンティーは粛正されたラークに賭博師、淫売婦、ならず者を送りこみ、カイルのボス、ガスの要求で町を攪乱して鉄道を奪おうと計った。ラークの牧師タナー(スコット・ブラディ)がサンティーの悪事を仲裁しようと決闘したが引き分けに終わった。やがてならず者ヘンダスン(ブルース・キャボット)が女将サディー(リンダ・ダーアネル)らと乗りこんできて、町の秩序はたちまち乱れた。シェリフのエルキンズもヘンダスンの傍若無人ぶりに手が出せない。アナはサンティーに助力を乞い、彼女の小さな子が実はサンティーの子であると告白した。サンティーはヘンダスン一味と闘う決心を固めた。ヘンダスンたちはついにうち滅ぼされ、サンティーは1人で町を去っていった。

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