空中幽霊

解説

「国境隊」と同じくレイ・テイラーが監督、トム・タイラーが主演、ジョン・ヒックソンが撮影した連続活劇で、エラ・オニールが原作、「国境隊」のベイジル・ディッキーがジョージ・プリンプトンと共同して脚色した。助演者は新進グロリア・シー、ヒュー・エンフィールド、「国境隊」のウィリアム・デスモンド、ルロイ・メイソン、シドニー・ブレイシー等である。

1933年製作/アメリカ
原題:The Phantom of the Air

ストーリー

トーマス・エドマンヅは「コントラグラヴ」と称する飛行機運転の革命を来すべき発明品を殆ど完成していた。しかしこれを完成するには、腕利きの飛行家の助力を必要とするのでエドマンヅは娘エメリイと共に、空中大協議会に赴いて適当な飛行士を物色することとした。そして彼の眼識に叶ったのは若いボッブ・レイモンド大尉だった。エメリイは彼女に飛行機の手ほどきしてくれたモート・クロームを父に雇って貰いたいと内心希望していたので、些か失望を感じた。しかしクロームは内実はある酒密輸ギャングの巨魁で、「コントラグラヴ」を手に入れようと考えていたのである。そこでエドマンヅとレイモンドが発明に就いて密談するのを、スパイのブレイドをして盗み聞きさせた。ところがブレイドは逃げ去るときに窓を閉めて置くのを忘れて行ったので、エドマンヅは何者かが忍び入った事を知り、警戒する必要を痛感した。引き続いて翌日の競技会ではレイモンドとクロームが互いに技を争ったが、レイモンドの乗機の鋼線が突如切れ機は猛火に包まれて墜落した。レイモンドは悪漢団の犠牲となったであろうか?

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