金髪ドラゴン ブロンド・フィンガー悩殺篇

解説

CIA特捜部の美人部員が単身、シンジケートに戦いを挑む。製作はラルフ・T・デシデリオ、監督・脚本はドン・シェーン、撮影はハワード・ブルック、音楽はロバート・G・オーピンが各々担当。出演はチェリー・キャファロー、ティモシー・ブラウン、ジョスリン・ピータース、スコット・エルスワールス、ユキ・シモダ、フリード・ビンセントなど。

1972年製作/アメリカ
原題:Girl Are for Loving

ストーリー

CIAの女性特捜員ジンジャー(チェリー・キャファロー)は、黒人特捜員クレイ(ティモシー・ブラウン)とともに、CIA本部に呼び出された。。アメリカがアジア某国と秘密裡に進めている貿易会談のことをよく知っているCIA部員が何者かに誘拐されたというのだ。アメリカとアジアの貿易会談がまとまれば、アメリカ側の関係会社の株が急騰し、ボロ儲けができる。この情報を誰よりも早く知った赤毛の女ロニー(ジョスリン・ピータース)の仕業だった。ロニーの別荘がバージン諸島セント・トマスにあることをつきとめたジンジャーとクレイはさっそくそこへ飛んだ。しかし、ロニーは米国代表ホイットニーを人質にジンジャーを捕らえ、政府高官側に一方的な条件をおしつけ、それを成功させた。勝ち誇らんとするロニーはジンジャー、クレイ、CIAそして政府高官をはじめ地元の名士たちを集めて豪華なパーティを催した。ジンジャーは起死回生のある一策を思いつくと、突然パーティの中でストリップ・ダンスを始めた。招待客の眼はジンジャーの豊満な肉体に釘づけになった。苦々しく見つめるロニーの瞳には激しい嫉妬の炎が燃え上がった。クレイはこの機会に、捕らわれの身だった政府高官の娘メリンダを助けだし、それを知ったジンジャーはロニー一味を叩きのめした。

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