エレヴンス・アワー

解説

「速達郵便列車」と同じくリンカーン・J・カーター原作の舞台劇で、これをルイス・シャーウィンが脚色し、「ファスト・メイル」同様バーナード・J・ダーニングが監督したもの。「愛の輝き」等主演のシャーリー・メイスン、「死線突破」「ファスト・メイル」主演のチャールズ・ジョーンズの2人が主役で、その他リチャード・タッカー、アラン・ヘール、ウォルター・マッグレイル、ジューン・エルヴィッジ等が共演する。戦慄すべき海上大活劇である。

1923年製作/アメリカ
原題:The Eleventh Hour

ストーリー

バーバラ・ハケットという乙女は広大な軍器製造工場の持ち主であった。その工場で発見された最新式の爆薬の合成式を奪おうとする某国の公爵ステファンという男がいた。彼はそれによって世界各国を自国の脚下に跪かせようとして、潜行艇を利用し数多くの部下を派遣し、暴力に訴えてまで目的を達しようとした。ステファンの部下にブリック・マクドナルドという快男子がいた。彼はアメリカの軍事探偵で、身分を包みステファンの悪計を打ち破ろうと彼に使われているのであるが、彼はバーバラと知り合いになり、彼女と恋に落ちて、身を挺して彼女を守り、あらゆる危難から彼女を救おうとする。バーバラがモーターボートで逃れ、潜行艇に追いつめられたとき、水上飛行機を利用してブリックは彼女を救ったが、暴風雨のため着水を余儀なくされて、2人とも潜行艇に捕えられる。しかし2人は水雷発射管から逃れたが、再び悪人に捕えられ、ブリックは獅子の檻に投げ込まれる。幸運にも彼はその危地を脱し、焼けた鉄の中に落とされんとするバーバラを救う。かくして彼等はアメリカ官憲に助けられ、悪人達は一掃された。2人が結婚した事はいうまでもない。

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