暗黒の妖星

解説

米国の文豪ロバート・W・チェンバース原作の同名の小説から脚色した活劇で、セレクト映画「栄光は輝く」で紹介されたマリオン・デイヴィスが、パラマウント社から発売するコスモポリタン映画に移ってからの作品である。監督は「運命の兵士」と同じくアラン・ドワン。デイヴィスの相手役はノーマン・ケリー、マット・ムーア、ワード・クレーン、ドロシー・グリーンほか。ニュース誌は「高級活劇」として推奨している。

1919年製作/アメリカ
原題:The Dark Star

ストーリー

世界大戦の起こる少し前のことである。ドミニカにいる宣教師の娘ルウ・カリュー(マリオン・デイヴィス)は、父の遺産と共に米国へ帰る。遺産の中には、トルコ陸軍の秘密書類を隠した偶像があった。フランスとドイツの秘密探偵は、各々これを手に入れようと暗躍する。ルウは、ジム・ニーランド(ノーマン・ケリー)という若い工場主と知り合いになる。ジムは実はフランスの秘密探偵であるが、ドイツ探偵は、ルウに彼をドイツ探偵だと思わせるように仕向ける。陰謀の渦中に巻き込まれたルウは、あらゆる冒険や危難を経験する。あるいはフランスに向かう汽船の甲板上に、あるいはパリの大料理店に。それは、彼女がついに暗黒の星の呪いの及ばない米国で、恋人と静かな生活を始めるまで続くのだった。

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