悪人の町

解説

サミュエル・マーウィン原作の小説「8時の晩餐」Dinner at Eightをエディス・ケネディが脚色し、「揺藍」などの監督者ポール・ボウエルが監督するもので、主役は「揺藍」のエセル・クレイトン、「北国の雄叫」のジャック・ホルト。そのほかにクライド・フィルモアやクラレンス・ゲルダートらが出演する。

1920年製作/アメリカ
原題:Crooked Streets

ストーリー

米国婦人ゲイル・エリスは、彼女を秘書として雇ったグリスウォルド教授夫妻とともに東洋への旅行に出立し、神秘の都上海へ到着する。ゲイルは教授の用件が不正な事業にあることを疑っていた。上海の市街において、彼女は中国人とフランスの船員との争闘の渦中にまき込まれたが、ルパート・オデアーというアイルランド生まれの快青年に救けられる。遂にゲイルはグリスウォルド教授が阿片の密輸入者であることを知り、同時に情なく遇していたオデアーが勇敢な探偵であるを知って、帰りの旅は楽しい旅と変わったのである。

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