そして友よ、静かに死ねのレビュー・感想・評価

そして友よ、静かに死ね

劇場公開日 2012年9月15日
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一握りのさくらんぼ

老いたフランスギャングの話。
ただただ渋くてカッコ良い。登場人物たちのこれまでの人生を思うとより深みが増す。最後の最期迄友への深情をみせるモモンの背中男としての生き様を感じた。血の繋がりより深い絆…友たちへ

yuitos
yuitosさん / 2017年5月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:VOD
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静謐 且つ 屈強

狙いを定めた喉仏は確実に喰い千切る。信じる者を ひたすら信じる。無駄な言葉は聞かない。仲間は必ず守る。裏切る相手を決して間違えない。必要以上な言葉を排した単純明快な社会。生きるか死ぬかの境界線が、泣きたい位に薄っぺらい。生き残るか死ぬかは自分次第でもあり 運次第でもある。

所謂チンピラは出て来ない。百戦錬磨の猛者共が、決して老成する事なく瞬発力の高い暴力を引き摺り続ける。若い頃からの“日常”を捨てる事なく。

この人間味の無い世界で、確実に生存している人達――。
一つの究極なのかも知れないし、一つの平穏なのかも知れない。

Gerard Lanvin の静謐で屈強な体躯が全ての哀しみを物語る。

そして何はトモアレ、Olivier Marchal監督から目が離せない!!

追記:こうして見ると、邦題って付けるの難しいのね。

"Auggie" Wren
"Auggie" Wrenさん / 2014年2月26日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 興奮 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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そして俺は、静かに去る。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

すでにタイトルがラストを明示している珍しい作品。
あらすじその他を一切知らずに観たため、観終えてから
ちょっと勉強したら、これは実在のギャングの話だった。

主人公のエドモン・ヴィダル(通称モモン)は、1970年代の
フランスで「リオンの奴ら」と呼ばれた犯罪者であった。
映画ではすでに組織から足を洗った彼が、子孫に囲まれた
幸せな老後を地味に送っている中、囚われた過去の親友を
助ける羽目になっていくクライム・サスペンス。
過去の回想犯罪が全て日付入り(○○銀行・1970年○月○日)
だったので、そのへんでアレ?これ実話?なんて思ったが、
彼らの現在の顔と過去の顔があまりに違いすぎているため、
ちょっと分かり辛い。まぁ名前を覚えればそれなりに段々
分かっていくのだが、やや過去の俳優陣と現在の俳優陣に
落差がありすぎるところが難点かなぁ。

この監督の「あるいは裏切りという名の犬」は面白かった。
あ、そうか。この監督の作品にはこんなタイトルが多い^^;
そして。やがて。いずれ。あるいは。(常に説明調である)
これも良く似た感じに仕上がっているが、とにかく主役の
J・ランヴァンがカッコ良すぎる!ナンだこの還暦親父は。
近年のフレンチノワールによく出てきた俳優さんだけど、
共演するT・カリョと合わせて名演技対決!といった感じ。
二人が巧すぎるから、過去の若手が見劣りしちゃうのか…。

まんまと警察を出し抜いて助け出した親友と娘家族だが、
過去の事件から密告者が誰か、という疑惑が浮かび上がる。
モモンは当てを辿り、淡々と復讐を遂行するのだったが、
その先にはさらに重要な裏切りが待ち構えていた…。

ラストのほろ苦さが効果満点。
残酷な描写があれど、最大効果を醸すのは静かなる制裁。
いぶし銀の魅力が全開の老人効果満点作品。

(しかしああいう家系出身の子供たちって、毎日が恐怖だな)

ハチコ
ハチコさん / 2014年1月7日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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超面白かった ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 フランスのヤクザ映画で、登場人物の心情に寄り添うような描写とバイオレンスがとてもマッチしていてた。お話もとても面白かった。ただ、若者時代と老人時代の姿が、あんまり似ていなくて誰が誰だか分かりにくかった。特に主人公は体型が全然ちがっていて、若者時代は首が長くて、年を取って太っただけでは通用しないくらい違っていた。

 強盗がスリルたっぷりでとても楽しそうだった。暴力描写がひたすらハードボイルドでかっこよかった。過去も現在も立て続けにバイオレンスな場面が起こるので気が抜けない。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2013年8月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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54点 おとこの友情

 ホントにアルのかわからないけど
  やくざの仁義ってかっこよく映るよね
でも
 土台に一般人たちの犠牲があって成り立つのがヤクザとゆー・・・・。

 この主人公も然りやで。

2013年4月12日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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しびれる〜! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

フランス映画ならではの色彩をおさえた画面から、一転してのハードロック。
ディープ・パープル・ジャニス・ジョップリンが70年代を暗躍した伝説のギャング達を華々しく飾ります。モモンとセルジュは、子供の頃からの親友。二人でさくらんぼをひとつかみ盗んだことで実刑になり、その後はリヨンの男たちと呼ばれる伝説のギャングとなりました。足を洗って25年、家族たちと幸せに暮らしていたモモンに、13年ぶりに現れたセルジュ。彼は警察に捕らえられ、そして、麻薬取引のトラブルで組織から命を狙われていました。
セルジュのために多くの犠牲を払い、刑務所からの脱獄計画を実行するモモン。どこまでが実際の話しなのかは分かりませんが、既に老年になってしまった男二人の友情物語では終わりません。あの時、裏切っていたのはセルジュ。
深い絶望の中、それでも友には最後の友情のひとことです。
「銃弾は一発きり入っていない、無駄にしないように使え」
そして、セルジュの元から去っていくモモンの背後からは銃弾の響き。
友からの友情に、セルジュは静かに応えたようです。
う~ん、しびれる~!!!
最終場面まで多くのドラマが演じられますが、年老いたギャングの隆々とした筋肉は、今までの歴史を言葉に表さずとも語り尽くしています。
かっこいいな~!!!
男の顔の皺に、これほど憧れたことはありません!こんな男達の出演している映画を、カップルでなんて観られませんね。対抗できるのは高倉健さんだけです。
前作の「あるいは裏切りという名の犬」はフランス警察内部の物語でしたが、今回はギャングからの視点です。どちらも、男の生きざまの物語です。
かっこ良く生きるって、とうてい無理なように思ってしまいます。少しだけでも近づくことが出来ればと思いながら、映画館をでました。

やっくん
やっくんさん / 2012年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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