劇場公開日 2013年6月15日

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「嘘つきアマンダの冒険」ファインド・アウト cmaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5嘘つきアマンダの冒険

2013年10月12日
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怖い

単純

たまに、こういう「いかにもB級」な映画を観たくなります。1)話題作続きの大物俳優がなぜか主演。2)監督があまり知られていない人。3)横文字タイトルだけれど原題とは異なる。4)時として、制作年が少し前。そのため、見慣れた俳優さんが少し若く初々しい。(本作は昨年なので、そうでもなかったです。)…で、今さらながらようやく地方館にやってきた本作を観ました。主演は、可憐な天使から妖艶な小娘まで幅広く活躍するアマンダ•セイフライド! …期待通りのB級でした。とはいえ、ちょっともったいない気がしました。
同僚のジェニファー•カーペンター、新任刑事のウェス•ベントリー、隣人のおじさん(時々お見かけする顔ですが…エンドロール追いきれず。ニック•サーシー⁈)と、「いかにも」な顔つき(と言うより「面構え」)の俳優さんが贅沢に登場します。それなのに…それっきりだったり不発だったり、なのは惜しい! 特に、ベントリーは「P2」の怪演が脳裏に焼き付いているため、今か今かと期待してしまい肩透かしでした。
とはいえ、観た後にあーだとこーだと言い合いやすく、デート等には向いている作品だと思います。アマンダは、リアルで用意周到な嘘をぽんぽん付きます。それは病気ゆえか、女ゆえか?といったあたりを男女で話すと楽しいかと。…あ、むしろ男性は女性不信になり気まずくなってしまうかもしれません。(そんな時は、気分を変えて「P2」を…あ、女性不信はさらに決定的になってしまうかも? あれ?何の話でしたっけ?)
本作を観て、「TIME(これも原題と微妙にずれたタイトル)」の続編、やらないかな…という気持ちがむくむくとわきました。こういうアマンダ、けっこう好みです。

cma