劇場公開日 2013年2月14日

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「ジョンとテッドのロシア珍道中」ダイ・ハード ラスト・デイ うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ジョンとテッドのロシア珍道中

2022年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「ダイハード」として、世に出して欲しくなかった。
ド派手なアクション満載で、映画としては、体裁を整えているのかもしれんが、ストーリーがスカスカで、ラストなんて、青春ムービーみたいなエンドショット。
一体このシリーズはどこへ行ってしまうのか。
なんと言っても、このシリーズに不可欠なのは魅力的で、恐ろしく強い敵の存在。今作にはそれが欠如しています。息子のキャラクターも中途半端で弱い。
「16ブロック」とか、「スリー・リバーズ」とか、他にも、ジョン・マクレーンを意識したブルース・ウィリス主演の刑事モノはたくさんあった。でも、「ダイハード」の冠は載せていなかったのに。肝心の本家がこれじゃ、亜流の刑事モノも、もうおしまいですね。
好きだからこそ、苦言を呈しました。すでに続編の制作がスタートしているとか。しっかりして欲しいです。

2013.2.14

うそつきカモメ