劇場公開日 2012年1月21日

「ラジー賞10部門!!」ジャックとジル 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ラジー賞10部門!!

2013年7月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

2011年度のラジー賞を完全制覇したアダム・サンドラー主演のコメディ。

サンドラー一人二役による双子の兄妹の珍騒動。なんだけど…

敢えて言おう、特に見なくてもいい映画であると!
(では何故見た?…と問われても困る)

一応、兄妹の絆とか双子の繋がりとか描いているのかもしれないけど、全くと言っていいほどそれが伝わって来ない。茶化しか悪ふざけ。

普通、コメディだったら笑える箇所がある筈なのに、ちっとも面白くない。
面白くないを通り越して、驚くほど退屈。

気の毒なのはアル・パチーノ。何故この映画に出た?
一緒になってラジー賞受賞。しかも本人役なのだから、これは何かのブラックジョーク?
さらに、ジョニー・デップも本人役でまさかまさかのゲスト出演。アナタも何故この映画に出た?

サンドラーのコメディは当たり外れが激しいが、これは完全なる大外れ。
同じ低評価でも、「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚の始まり」の方がまだまだ面白かった。

それでも映画として作られてしまう。
これもサンドラーのスターパワー?

近大