劇場公開日 2011年6月18日

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「思いのほか悪くはなかった、けどジェイソン・ステイサムの役どころは微妙だったかな」ロシアン・ルーレット(2010) スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5思いのほか悪くはなかった、けどジェイソン・ステイサムの役どころは微妙だったかな

2016年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

オリジナル版を見てないからか、緊張感たっぷりな展開にそれなりにドキドキしつつ、まずまずは楽しめました。
いろいろと惜しいなと思った点も多々ありましたが、個人的には世間の評価ほど悪くはなかったと思いましたよ。
まあどうしても役者である程度生き残りそうな人物が想定できちゃうのはマイナス要素でしたが、勝率1%(ホント?)の生死を懸けたロシアン・ルーレットは、かなり胸糞悪いゲームでしたけど、分かっていてもドキドキしちゃいましたね。
いくら大金が貰えるとしても、もし明日死ぬ可能性があるとしても、やはりこのゲームには参加したくないなぁ・・・。

ただこのゲーム、結構アバウトなところもあって、突っ込みどころは満載でしたね。
「ウチのは経験がないから勝てないよ」的な台詞が劇中にありましたが、見終わってみると、運と度胸以外勝つ為の要素はほぼ無かった印象なんですけど!
駆け引き要素があればまたもっと盛り上がったはずなんですけどね、ホント運だけなんで、画的には相当地味でしたねぇ。
あと残り5人からラストマッチに向かうまでの展開が、何か拍子抜け・・・正直もう一工夫欲しかったです。

でも、主人公ヴィンスを演じたサム・ライリーがとても良かったですね!
こんなゲームだとは一人だけ知らずに参加したことから、ゲーム序盤はブルブル震えてオドオド状態でしたけど、開き直った後半の表情は全然違っていて、成長とはまた違う人間の開き直り力を見た気がしました。
しかし金持ちが貧乏人を駒にして、人の命なんて何とも思わずにギャンブルする様子は、本当に胸糞悪い、やっぱり世の中金ってことなんですかねぇ・・・貧乏は辛いなぁ。

それからゲーム後の逃亡劇も、世間の評判はイマイチなようですが、私は嫌いじゃなかったです。
若干ロシアン・ルーレット自体が消化不良なところもありましたから、これで合わせ技一本的な。
何の見せ場もなかったジェイソン・ステイサムにも、一応見せ場が来ましたしね(笑)
しかし全体的には悪役ジェイソンは不発だったかな、ミッキー・ロークや50セントも意味なしな役どころだったし、ビッグネームはゲスト扱いな感じで、客寄せパンダだったのはちょっと勿体無かったなと。
とりあえず、ジェイソンに帽子は似合わない、禿げてこそジェイソンってことはよ~く分かりました。

スペランカー