劇場公開日 2011年10月1日

「【”癌に罹った弁当屋の男が、献身的に無名の高校生バンドを後押しした理由。”中堅ベテラン俳優とブレイク前の若手俳優のコラボレーションが素敵な作品。】」天国からのエール NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”癌に罹った弁当屋の男が、献身的に無名の高校生バンドを後押しした理由。”中堅ベテラン俳優とブレイク前の若手俳優のコラボレーションが素敵な作品。】

2023年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

■アヤ(桜庭ななみ)やユウヤ(矢野聖人)、カイ(森崎ウィン)ヨシキ(野村周平)らの音楽好きの高校生にとって、演奏の練習が出来る場所探しは大きな問題。
 そんな若者たちの声を聞いた小さな弁当屋を営む大城陽(阿部寛)は、彼らに対し、”挨拶をキチンとする”など数か条の条件付きで自宅を改装したスタジオを無料で貸し出すことにする。
 その矢先、大城の体に異変が起きる。

◆感想

・実話に基づいた作品だそうである。

・大城陽は且つて、音楽で生計を立てようとしていた友人をなくしていた故に、沖縄の若手高校生バンドを熱心に支援していくが・・。

<今作で、高校生バンドのメンバーを演じた方々は、当時ほぼ無名であった。
 だが、彼らの努力もあり今や数名の方は若手邦画俳優を牽引する立場にある。
 阿部寛氏の渾身の演技が若手俳優の道を切り開いた意味でも、有意義な作品であると思う。>

NOBU