劇場公開日 2011年4月2日

SOMEWHEREのレビュー・感想・評価

全55件中、41~55件目を表示

3.0つまんねえ話なのに不思議な吸引力。

2011年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

寝られる

以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――

生まれたときから一度も生活の心配をする必要がなく、余った時間で余計なことばっかり考えてた人が作ったような話。
富裕層の抱える温室の中の孤独や虚無感が延々とナルシシズム全開で語られるので、それに共感できるかどうかが鍵。
エル・ファニングは可愛い。

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cross yuki

4.0息を押し殺しながら、崩れないように

2011年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

2010年アメリカ映画。98分。2011年13本目の作品。ソフィア・コッポラ監督の最新作で昨年のベネチア映画祭の最高賞を取った作品。

内容は:

1,ハリウッドスターの男は妻子と別居中。
2,そんな彼はホテル住まいで放蕩三昧。
3,ある日、そんな生活に娘が期間限定であずけられる。

この作品の魅力はずばりアンニュイ。予告編の印象からてっきり親子のメロドラマかと懸念してたが、ふたをあけてみれば要はうだつのあがらない男に視点の中心があてられ、娘との交流はエンディングに向けての要素という感じで扱われているのが印象的。

魂の救済といったら言い過ぎかもしれないけど、本作は茫洋とした生活に区切りをつけて再出発するまでの物語。そんな茫洋さを描かせたらこの監督さんは本当にうまいです。ひとつひとつの描写が気だるく、無意味そうに見えるけど、それが瀬戸際でなんとかつながってストーリーラインになっている。けっこうスリリングなアンニュイさ。

まさしく匠の技です。

やっぱり、この監督さん好きです。

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あんゆ~る

4.0私、大人になりました?

2011年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

「マリー・アントワネット」などの作品で知られるソフィア・コッポラ監督が、スティーブン・ドーフ、エル・ファニングを主演に迎えて描く、人間ドラマ。

「貴方の、寂しいと思う瞬間は?」こう聞かれた時、私は瞬時に答える。「見知らぬ街で泊まったビジネスホテルで、シャワーの音が聞こえた時」無機質の極みともいえるビジネスホテル。そこで、誰かも分からない人間が爽快を求めて温水を撒き散らす。何やら自分がそこにいる事が馬鹿馬鹿しく、空しく思えてしまう。

頭の良い作り手がいじくり回して作った映画という印象が強い作品である。観客もいないサーキット場で一台、爆走する車。言葉の分からない国の、さっぱり分からないテレビ番組。部屋で空しく踊る、揃っていない踊り子。そして、先程述べたような空間。

あらゆる場面に、「孤独」や「空しさ」を象徴する要素を意識的に配置した懇切丁寧な物語。個々の作り手の思い出や、記憶を緩やかに繋ぎ合わせたような断絶感が漂う。

それでも観客を爽快な幸福感へと誘っていく不思議な魅力を持つのは、これまでにソフィア・コッポラという人間が作って作品に対して受けてきた批判をきちんと理解し、反映させてきた証だろう。「映像だけだろう」「何やら、分かりづらい」常にソフィア監督作品に付きまとってきた偏見。

今回は曖昧な人間の繋がりへの渇望に留まらず、終盤に描かれるヘリコプターと、古ぼけたタクシーの明確な対比などを通して「父と子の結びつき」への視点、未来への期待、自身の経験への反映など、多様な価値観を織り交ぜて描いている。

「これなら、どうかしら」比較的多作な作り手が、作を重ねる毎に観客へと挑戦するような意欲が作品を刺激し、進化を実感させてくれる。

映画人として成長著しい監督の、発展途上作品として位置づけるべき作品。この先、どのようなテーマで観客の予測を裏切ってくるか。「これなら、どうでしょうね?」この意欲が尽きない限り、彼女の映画界への戦いは終わらないだろう。

追いかけていく価値は、ある。

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ダックス奮闘{ふんとう}

2.0スリムクラブの漫才みたいな映画

2011年5月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

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全竜

4.5スクラップノートのよう

2011年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

みんなのサインの書かれたギブス
別の部屋からこぼれる撮影のフラッシュの光
水中でにらめっこ
ステキな映像を集めたような映画でした。
内容は、何となく でした。
主人公の日常がそのまま映画の雰囲気をつくってたなぁ

わたしは最後のシーンがとてもどきどきしました
ワーっ と押し寄せて来た

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ely

3.0まんまと、はまった

2011年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

寝られる

最初のうちの退屈で退屈で
怒り出したい気分になったけど、

クレオがでてきてからは
一瞬一瞬がキラキラして
愛おしい気持ちになった。

ジョニーに感情を移入するというより、
ジョニーの感情に共振した。

相対性理論の説明をこの1本で体感した。

***
クレオの作った
エッグベネディクトがそれはそれはおいしそうで。
頭から離れません。

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ophelia

3.5セレブの子供の世界観。

2011年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

寝られる

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ハチコ

3.0うどんパスタに涙

2011年4月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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オイラ

4.0うーん

2011年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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ripc02

3.5良いのだけど、少し退屈。見る人を選ぶ作品。

2011年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

幸せ

「SOME WHERE」、映画館の予告編を見て、「わ~、良さそう!何だか温かくなりそうな映画ね~」と思い、見に行った。

まず、冒頭のフェラーリで何もない道を、高速で5回も周回するシーン。
そこで、ソフィア・コッポラ監督だったことを思いだした。
前に見た作品は、「ロスト・イン・トランスレーション」
この作品は、私にとっては退屈で、DVD鑑賞だったこともあり、寝てしまったのよね。
そこで、今回は劇場鑑賞なのだから、寝ないようにがんばろうと思った。

主人公のジョニー・マルコが、ハリウッドの超売れっ子俳優だとわかるまで、かなりの時間がかかった。
これは、重要なポイントだ。

オフの間の出来事なので、昼間からビールを飲んで、車を走らせて、だらだら遊んでいる。
空虚感を出しているのだろうけれど、ただ、ヒマにしか見えなかったのは、主役のせいかも?!
そんなだから、娘のクレオから「パパは忙しいから・・・」と言われても、実感ないし。

でも、クレオ役のエル・ファニングは、とっても可愛くて、無言でパパを責めるあの目つきはすごく良かった。
今後が楽しみな女優さんです。

スケートのシーン、朝食を作るシーン、Wiiで遊ぶシーン、ドレスアップした姿、プールで泳ぐシーン、どれも良かった。

見終わって、しばらくすると、なんとなくほのぼのとなる。
そんな作品でした。

イタリアの、プール付き超豪華スイートルームは、驚きと共に目の保養になりました。
エレベーター内で、有名人に遭遇しました。

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りりー

4.0日常の成長!

2011年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

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すず

4.0退屈な映像だなぁと思いつつ、なんだかしみじみ心にしみるものを感じてしまう。そして見事に監督の術中に落ちているのです。

2011年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 父と娘の関係を綴ったドラマです。
 個性的なキャラクターやドラマチックな筋立てに頼ることがなく、さりげないエピソードを重ねて、父娘の心模様を描いて行く手法は、見る人によって評価が極端に別れるのではないかと思います。
 特に登場人物を、じっと観察するかのような長回しのカメラワークは、冗長にも感じられて、辛く感じるときもありました。しかし、不思議と眠気も起きません。
 冗長のなかにも、父と娘が久々に過ごした時間を、見るものがそっと共有しているかのような実感を感じさせてくれるからです。とっても退屈な映像のなかに、でもなんでこんなシーンを長々と描くのか、その気持ちは痛いほどに伝わってくるという不思議な感覚に包まれました。「孤独」とはかない「幸福」の狭間で揺れる主人公の姿が、切なかったです。
 ファザーコンプレックスを抱いたまま大人になってしまった人や、娘とどう向き合っていいか分からないという世のお父さんには、クグッと心を鷲づかみされるような作品となることでしょう。

 また、主人公がハリウッドの大物映画スターという設定になっていて、セレブな暮らしぶりを当たり前の日常のように描かれているのも興味深いところです。一般の大衆にとっては縁遠い高級ホテルでのプライベートをのぞき見しているような錯覚に陥りました。
 それもそのはずで、ソフィア監督自身が、巨匠コッポラ監督の娘として生まれて、少女時代に切実にしてきたことがそのまま映像になったような作品。そして2児の母になった今、家族に抱いている思いが、本作に投影されていることは想像に難くないことでしょう。

 さて、冒頭映し出されるのはハリウッドの映画スターであるジョニー・マルコが、黒いフェラーリを駆って、同じ道をくどいほどに周回するシーン。
 実は、このシーン何となくマルコの日常の投影ではないかと思えました。一見、高級車で、ターボ音を掻き立てながらスピードを上げ、スリルを味わっていても、傍目には周回しているだけとしか見えません。つまりは堂々巡り。なんの生産性もない点で、シャトー・モーマントで怠惰な生活を送っているところを色濃く暗示させるオープニングではなかったかと感じました。ちなみにこのホテル、実際に有名人御用達として、ハリウッドに実在します。
 左手を負傷した、ジョニーは俳優業も休んで、夜ごとパーティーで酔いつぶれ、女と馬鹿騒ぎ。一見華やかに見えるけれど、その表情にはありありと倦怠が浮かんでいました。 そんなとき、離婚した妻と暮らしている11歳の娘クレオを数日預かることになったのです。その日常は激変していくのでした。娘がやってきても、女好きの日常を覗わせるように、複数の女性からの誘惑がジョニーの元に押しかけます。しかし、それを振り切ってまで、ジョニーはクレオとの時間を大切に過ごそうとするのでした。
 娘との久々の時間。テレビゲームに昂じたり、小説の話で盛り上がったり、疲れたら、肩を寄せ合ってうたた寝をしたり。そして朝は、娘の手作りの朝食で起こされる生活。それはごく普通の家庭の父娘が過ごすのと代わり映えのないものでした。
 けれども、ずっと暮らしたいと突然泣き出す娘に、ジョニーは「ゴメン」としか言えなかったのです。そんな自分に、普段の生活の空虚さを痛感し、かけがえのない何かに気がつくのです。

 映画のなかに閉じ込められたふたりの親密な時間。それが父と娘のこれからに何をもたらすのか、あからさまに描かれてはいません。
 淡々とした描写で、退屈な映像だなぁと思いつつ、見終わったとき、なんだかしみじみ心にしみるものを感じてしまうのです。気がつくと、見事に監督の術中に落ちている自分に驚いてしまいます。

 思い返せば、時間の緩急の付け方や映像の明暗の手繰り方は巧みだったのかもしれません。娘がやってくる前の冒頭のシーンで、双子の出張ダンサーがポールダンスをジョニー独りに見せるところでは、うんざりするほど単調で長いのです。
 でもこれを演出が下手と決めつける前に、意図的だとしたらどうでしょう。この冗長さは、怠惰に暮らすジョニーの虚ろな疲れを表しているのではないかともとれるのではないでしょうか。恐らく監督は、ジョニーの感覚を観客にも共有させようとして、こんな意味もなく長いシーンを挿入したのではないだろうかと推論したとき、作品の印象がガラリと変わってしまいました。

 果たして、ホテルをチェックアウトしたジョニーが、フェラーリーを荒野に乗り捨てて「何処(SOMEWHERE)」へ向かって歩き始めたのでしょうか。台詞はなかったものの、ドラマチックなラストでした。

 クレオ役のエル・ファニングが、監督の狙い通りのキャスト。本当に可憐で妖精のようです。姉のダコダがおませな可愛さを感じたものです。エルはとてもナイーブで、誰もが守ってあげたいという美少女なんです。彼女なら、ジョニーが女を遠ざけても、娘にメロメロになってしまう気持ちがよく分かりました。

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流山の小地蔵

5.036度5分

2011年4月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

こういう映画見たかったです

大切な人との当たり前の日常を幸せと思うことに愛しさを感じました

クレオといる時間がすごく輝いて見えてそれは一瞬のようでした
ジョニーが一人でいる時間はあんなに長く感じるのに

でもだからこそ両方の時間が必要だと思いました

そしてこの先思い返して後悔しないように当たり前の日常を大切にしていかなければと

ソフィア・コッポラ監督の映し方がとても良く心地いいです
ロケ地が良く、映像がとても綺麗です
音楽は100点です

クレオの心情もよくわかりますが目線はジョニーです 2人の映像に引き込まれました

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あんでぃー

4.5朝食も作れたもんね~♪

2011年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

俳優のお父さんと娘さんの、ひとときの日常の物語です。
お母さんは出てきません。
際立ったことは何も起こらないけれど、
ファニングちゃんがとても可愛いし、
ソフィア・コッポラ色が随所にちりばめられています。
最終的には、「もう恋なんてしない」(まっきー)的に
話が流れていきます。
ソフィア・コッポラは、見るのに慣れがいる監督かなあ☆
とは思うのだけれど、
「ロスト・イン・トランスレーション」がお好きな方なら、
この作品もきっとじわじわくると思います ^-^

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まごちゃん

1.0う~ん 退屈

2011年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

寝られる

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ジョーギリアン