フローズンのレビュー・感想・評価
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オッシコ漏らしたらどうしようなんて、可愛いもんだ。 一週間とにかく...
オッシコ漏らしたらどうしようなんて、可愛いもんだ。
一週間とにかく生き延びたい。
まさか自分がもうすぐ死ぬ状況に突然なってしまうなんて思いもよらず、そうなると一緒にいる人の存在の有難さや会話できる有難さを痛感する。
メッセージは単純なことかもしれない。
こうやって丁寧にゆっくり状況の描写を見ることが出来ることにも、今自分が映画の中のような状況ではないということにでも、なんだか感謝してしまう。
3人のうち、一番真面目で勇敢な人が最初にあんなことになるなんて、これも何かを仄めかしているように感じた。
とくに音や声が恐怖を演出している作品。
痛そう…
そこまで大したことないだろうと思って観たが、超怖かった…というか痛そうだった。
あまり、人が痛そうにしている映画をあまり観ないので、ほとんどのシーンがキツかった。
少しB級感はあるがそこまで気にならなかった。
めちゃくちゃ面白いんだけどもう当分の間は観たくないかな…
アメリカ人の高校生カップル、グループが夏休みに見に来てワイワイ楽しんでみる映画
おバカな状況を仲間でワイワイ言いながらヒヤヒヤして夏に涼しさを味わう映画です。
真面目なコメントするだけ無駄ですが、密室劇が故に、出ている俳優にとっては自分の演技力を披露するいい仕事です。残念ながら出演者はあまり出世していません。
内容をあれこれ批評しても良いですが、そこまで深く作られているわけではないので、夏の暑い日に友達と集まってお菓子食べながら見る映画です。
極寒パニックムービー
スキー場での悲劇を描いた作品。
実際に起こりそうな出来事と思える映画なので恐ろしさもひとしお…。
もしもリフトの上に取り残されたら、あなたならどうしますか?
雪国教育映画
時系列的にもこっちが本家”フローズン”なんですね。原題も一緒ですしディズニーの方が公開当時には話題に上がったのかな?とか思いながら鑑賞。
もうね、これはスキー場でエンドレス上映するべきですよ!!!!!
内容は至ってシンプルで、あらすじのまんまスキー場のリフトにて男女三人が遭難するというお話。ぶっちゃけネタバレも何も無いので安心してください。別にこの映画では宇宙人が襲ってきたりだとかとんでもないヤバいスキー場の管理人に襲われるだとかそんな事は無いんです。
ただ、極寒の寒さに晒された人間はどうなってしまうのか?というのをまざまざと描いた作品になります。雪国出身じゃないですけど、寒いと手がくっ付くんですね。他にも凍傷になると顔を搔いちゃ駄目だとか、色々勉強になる内容でした。
なんか昨今はこういう勉強になるようなシンプルな映画って無い気がする。
それと唯一の女性キャラである彼女のちょっとセクシーなシーンも期待してましたが、まあ寒くてそれどころじゃありませんし無かったです(笑)。
また観ても怖い。痛い。
6年ほど前に観た映画。VODにあったのでさらっと見ようかと思いきや全部再鑑賞。
置き去りにされる怖さは、何よりも恐ろしい。
初めて観た時は面白いなあと思った。
当時、周りの映画鑑賞を面倒がる人たちに、ネタバレしてもいいから教えてと言われ、あらすじを言ってあげたら食いついて聞いてきたっけ笑
こういうアクシデントがあると、悪いことをした罰なのかなと嘆きそうだ。
女の子が実は男性と一緒だったことを、昼間のうちに騙されたリフトのスタッフ男性が、
次のスタッフへの引継ぎで何も企まず彼ら3人の存在のことを言ってあげているところは
何気に嬉しかった。
もうスキー場に行けない
スキー場のリフトに取り残された大学生3人のお話です。
しかも次の営業は一週間後。誰も助けに来ないと悟った3人は
取り残されたリフトで凍えるような寒さと戦いながら、
いかにして助かるか試行錯誤します。3人の末路はいかに?!
■報連相を怠った係員の人為的ミスが原因
リフト券をケチって係員にワイロを渡し、乗せてもらう3人。
正しくチケットを買わなかったことはいけませんけど
係員の人為的ミスが圧倒的に悪いんです。
普通のスキー場、特に日本なんかでは、もっと管理が出来ていて、
こんな事はありえないと思いますが、世界のどこかには、
管理があまり出来ていないスキー場があるかもしれません。
本当に有り得そうなリアルなミスなんですよね~。
リフトに監視カメラあるはずなのに、どうして止まっちゃうんでしょうね(;´Д`)
■会話に伏線が散りばめられている
リフトが止まってからの3人の会話に注目です。
■最大のチャンスを活かせなかったのが悲劇の始まり
除雪車が下に来た時にゴーグルやストックが窓とかどこかに当たれば
気付いてもらえた可能性が高ったのに。。
パニック状態と15mという高さでは、意外と命中しないもんなのかな。
■痛い!!痛い!見てて痛いんです
リフトから飛び降りて両足骨折で骨が皮膚から突き破ったり、
手が手すりに凍り付いて剥がすシーンとか・・もう・・痛い痛しいんです。
■衝撃的な狼に襲われるシーン
もうね・・・トラウマです。これCGですか?めちゃリアルなんだけど。
地上波で見たので、グロいシーンはカットされてるかもですが
想像を掻き立てられる上手な演出と、役者さんの演技がリアルで
本当に恐怖が伝わってきます。
でもまぁ・・狼が人を襲うなんて稀だそうですよ。
そんな稀なことが2回も起こるなんてあり得ないんですよw
しかし獲物の少ない冬で、いかにも弱々しい獲物がいたら??
ん~どうなんでしょうね。
■狼に気付くだろ・・
パーカーが自力で山を下る際に狼に遭遇します。
気付いたら目の前に狼がいる・・みたいな感じになっちゃてるけど、
いやいや山を下ってるときに気付くだろ・・
詳しく言えないけど、狼が群がってるとこに、
自ら近寄ってるとしか思えないシーンなんですw
普通避けて通るでしょ・・と突っ込みたくなりました。
最後は安堵で泣きました。
感動とか悲しいとかで泣くことはあっても、
ほっとして安堵で泣くなんて映画はなかなか無いと思います。
自然の恐ろしさと人間の弱さを垣間見せてもらった映画でしたね。
私は若い頃はスノボしてたけど、この映画見てたらスキー場行けなくなってたわw
何気にすごく怖い
そして痛い。
素手でバー掴んじゃったシーンは痛くてまともに見られなかった。
スキー場にあんなにいっぱい狼いるのに昼間は近寄って来ないのかな?
もし高いところに取り残されても絶対飛び降りちゃダメだ。。
久々当たりのB級作品。 リフトに置いてけぼりになる。絶妙にありそう...
久々当たりのB級作品。
リフトに置いてけぼりになる。絶妙にありそうなシュチュエーションが恐怖を増幅。
自分ならどうする?そうするしかないよな。そうするとこうなるのかあ…でさらに恐怖増幅。
最後まで一気に楽しめました。
もはや、運でしかないのか…
TV大阪版視聴。グロシーンとかカットがあるっぽい。見たかった気がする…でも怖いかも(笑)
グロが大丈夫なら・・・
スキー場のリフトに取り残された3名の男女の恐怖の物語。
個人的にシチュエーションスリラーは、「大当たりはないけど大外れもない」印象なのですが、この作品もそんな作品です。
思いのほかグロいシーンが多く鑑賞する人を選ぶ作品かもしれませんが、許容できる方なら楽しめると思います。私は少し目を背けました。
ただ、自分なら「どうするだろ」「何が出来るだろ」を、リアルに考えながら鑑賞することが出来て、それを思いのほか楽しむことが出来ました。
あと、舞台は「リフトの上」という限られた場所です。そこだけでは間が持たせられなかった為か、プロローグがやたらと長く感じました。何かしら伏線等があれば別ですが、ただ、友人同士の諍いを見せられたのではたまりません。もう少し工夫が欲しかったところです。
因みに私なら、服とストックを結び合わせてロープにします。
ありえる恐怖
偶然が重なり、雪山のリフトに置き去りにされた3人の物語
『極寒』の中、どんなに寒く、怖く、痛くても
必死に生き延びようとするヒトの生存本能が垣間見れた作品
朝起きたら手が……の場面はしばらくトラウマになること間違いなし
雪山でリフト乗るのが怖くなってしまったぜ…(;゜∀゜)
音がリアル
世界中を恐怖の渦に陥れた「ジョーズ」以来、スリラー映画は飛躍的進化を遂げている。
こういう作品はアイデアとカメラワークの技術に尽きる。
その点で上手さが光る。
対自然のスリラーではつくづく人間の弱さを見せ付けられるところに恐怖が生まれる。
特に音がリアルでえげつない。
ウインタースポーツの恐怖
乗車中のリフトが突然停止…。
ゲレンデでもよくある話しだが、それは営業時間内の事…恐怖はそれほど感じない。
だが人もいない、携帯も圏外のゲレンデの中のリフト…取り残された絶望的な恐怖は時間が経過するとともにしだいに増殖していく…。
もし、自分がこの境遇に立たされたと思うと……
凍り付いた右手を離そうとするとき、皮膚がへばりついて、ぺろりと剥がれてしまう所は、ぞっとしました。
真夏に、真冬のスキーの話はチョット違和感があります。けれども、目的の身の毛もよだつような恐怖感を90分間たっぷりと味わされられて、緊張感で身体がガチガチに凍えました。猛暑にお奨めですね。
さて、本作のキモはどういう過程で、3人を乗せたリフトがスキー場のど真ん中の空中に置き去りにされてしまうのか。そのシュチエーションのリアルさには、まずまずの仕掛けに成功していると思います。
まずは、高額なスキー場のリフト利用を何とか安く挙げようと、ダンが仕組んだのは、現地の切符をもぎるスタッフの買収でした。イレギュラーの利用という伏線がまず一番目。次に、調子に乗って終了時間すれすれなのに、買収したよしみで強引にリフトの運転継続をさせてしまうことです。
そしてここからが、いよいよです。買収されたスタッフは、トイレに行くためにしばらく他のスタッフに変わって貰います。短時間のつもりでしたが、ちゃんと3人のことは伝えました。ところが、山頂から運悪く3人のスキーヤーが駆け下りてきます。リフトに乗った3人も陽気にスキーヤーたちに声をかけます。引き継いだスタッフは、3人の顔も知らないので、3人のスキーヤーをリフトに乗った3人だと勘違い。営業を終了してしまいます。
リフトもストップし、照明も落とされて、空中に宙づりとなった3名は、大慌てに叫びますが、既に時遅し。終末の3日間のみ営業するスキー場だけに、金曜日までの5日間は誰も救援に駆けつけることはない絶望状態に突入していくのでした。
こういう流れで、孤立までの経緯としては、充分説得力があります。
ただその次のシーンで、買収された例のスタッフが、雪上車でスキー場内をパトロールで廻るのです。接近したとき当然、取り残された3人は、リフト上から必至に板やステックなどを雪上車の目の前に投げ落としているのにもむこのスタッフは、全然気がつかないのは、ヘンだと思いました。買収されたことへの腹いせにわざと気がつかないフリをしたのでしょうか。
雪上車も去り、取り残されたことを自覚した3人は、本気で脱出方法を考えます。勇敢なダンは、彼女のパーカーにいいところを見せようと、自分が先に飛び降りて、助けを呼んでくると、言い張りました。ダンの無二の親友だったジョーは、反対するものの、パーカーがOKしたため、結構するものの悲惨な結果に。
ダンは、足の骨を骨折するばかりか、その骨が膝を棘のように突き刺す重傷を負い、全く歩けなくなったのです。ダンの足の状態が、リアルすぎて正視できませんでした。痛そう。動けなくなったダンにさらなるピンチが。飢えた狼の群れに襲われてしまうのです。 自分がOKしたばかりに、目の前で恋人が狼に食い殺されることになった、パーカーはパニックになります。そんなパーカーをジョーは、なんでOKしたんだと追い込んでいきます。ジョーにとって、最近恋人になったパーカーよりも、自分の方がダンとの付き合いが古くて、失いたくない親友だった。それを失うはめに導いたパーカーが許せなかったです。
その後延々と続く、ふたりの会話。場所が固定されてしまっていて、登場人物が二人しかいない状況では、ふたりの昔話が延々と続いてしまうのは、仕方ないとしても、退屈してしまいます。ただその中で徐々に、ふたりが許し合って協力し合える関係に、変わっていくところは、脚本として頑張っているし、二人の演技力も大健闘していて、良く感情が伝わってきました。
しかし、寒さは容赦なく二人に襲いかかります。パーカーが不注意で手袋を落としたのが、悲惨なことになるのです。一晩リフトのアームを掴んでいた右手が、凍り付いてしまうことに。右手を離そうとするとき、皮膚がへばりついて、ぺろりと剥がれてしまう所は、ぞっとしました。思い返すだけでも嫌なシーンです。
女性の人は、パーカーが我慢できなくなって泣きながら失禁してしまうところにも、ちょっと嫌悪感を感じるかも知れませんね。
さて、ジョーは最寄りの支柱までリフトを支えるロープ伝いに、ぶら下がって脱出する方法ほ試してみるのですが、金属ロープのエッジが鋭く、掴んでいる手のひらがすぐに傷だらけとなってしまい、うまくいきません。たとえ無事おりたとしても、飢えた狼の群れが待ち受けています。
そんな中で、リフトのねじが緩みだして、今にも墜落しそうな危機を迎えます。このままふたりは狼の餌食になってしまうのでしょうか。
さすがに、ここから先はネタバレできません。しかし、ふたりのうちどちらかが意外な偶然が重なり助かります。そのラストの意外性が、本作最大の見所。果たしてどのような過程で、狼をクリアーしていくのか。あなたはどう推理されますか?
ネタが限られている中で、90分とコンパクトにまとめたことも良かったと思います。 ただ結構リアルなので、閉所に閉じ込められてしまうのが苦手な方には、お勧めできません。スキー営業期間中だったら、当分リフトに怖くて乗れなくなるかも知りませんね。 お金払ってでも、『REC』を見てしまったような人には、この恐怖感ははまるかもね?
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