劇場公開日 2010年8月7日

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「もうスキー場に行けない」フローズン ▼・ᴥ・▼ Leo★/Rさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0もうスキー場に行けない

2021年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

怖い

スキー場のリフトに取り残された大学生3人のお話です。
しかも次の営業は一週間後。誰も助けに来ないと悟った3人は
取り残されたリフトで凍えるような寒さと戦いながら、
いかにして助かるか試行錯誤します。3人の末路はいかに?!

■報連相を怠った係員の人為的ミスが原因
リフト券をケチって係員にワイロを渡し、乗せてもらう3人。
正しくチケットを買わなかったことはいけませんけど
係員の人為的ミスが圧倒的に悪いんです。
普通のスキー場、特に日本なんかでは、もっと管理が出来ていて、
こんな事はありえないと思いますが、世界のどこかには、
管理があまり出来ていないスキー場があるかもしれません。
本当に有り得そうなリアルなミスなんですよね~。
リフトに監視カメラあるはずなのに、どうして止まっちゃうんでしょうね(;´Д`)

■会話に伏線が散りばめられている
リフトが止まってからの3人の会話に注目です。

■最大のチャンスを活かせなかったのが悲劇の始まり
除雪車が下に来た時にゴーグルやストックが窓とかどこかに当たれば
気付いてもらえた可能性が高ったのに。。
パニック状態と15mという高さでは、意外と命中しないもんなのかな。

■痛い!!痛い!見てて痛いんです
リフトから飛び降りて両足骨折で骨が皮膚から突き破ったり、
手が手すりに凍り付いて剥がすシーンとか・・もう・・痛い痛しいんです。

■衝撃的な狼に襲われるシーン
もうね・・・トラウマです。これCGですか?めちゃリアルなんだけど。
地上波で見たので、グロいシーンはカットされてるかもですが
想像を掻き立てられる上手な演出と、役者さんの演技がリアルで
本当に恐怖が伝わってきます。
でもまぁ・・狼が人を襲うなんて稀だそうですよ。
そんな稀なことが2回も起こるなんてあり得ないんですよw
しかし獲物の少ない冬で、いかにも弱々しい獲物がいたら??
ん~どうなんでしょうね。

■狼に気付くだろ・・
パーカーが自力で山を下る際に狼に遭遇します。
気付いたら目の前に狼がいる・・みたいな感じになっちゃてるけど、
いやいや山を下ってるときに気付くだろ・・
詳しく言えないけど、狼が群がってるとこに、
自ら近寄ってるとしか思えないシーンなんですw
普通避けて通るでしょ・・と突っ込みたくなりました。

最後は安堵で泣きました。
感動とか悲しいとかで泣くことはあっても、
ほっとして安堵で泣くなんて映画はなかなか無いと思います。

自然の恐ろしさと人間の弱さを垣間見せてもらった映画でしたね。
私は若い頃はスノボしてたけど、この映画見てたらスキー場行けなくなってたわw

Leo★/R