ゴスロリ処刑人

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ゴスロリ処刑人

解説

人気グラビアアイドルの“オシリーナ”こと秋山莉奈が、母のかたきを討つゴスロリ少女を体当たりで演じたスプラッター・アクション。優しい父母のもとで幸せな日々を送っていた少女ユキ。だが、突如現われた黒マント5人組によって母が惨殺されてしまう。復しゅうを誓ったユキは、漆黒のゴスロリファッションに身を包み、黒マントたちを1人ずつ追い詰めていく。監督は「お姉チャンバラ THE MOVIE」のアクション監督を務めた小原剛。

2010年製作/88分/日本
配給:DHE
劇場公開日:2010年9月4日

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(C)2010「ゴスロリ処刑人」製作委員会

映画レビュー

2.0荒唐無稽の切り株映画

2015年4月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

徹底的に荒唐無稽で押し通す切り株映画。主演は秋山莉奈。

第1の処刑場面では、殺陣のスピードの速さがとても良かった。
但し主演の秋山莉奈に、そのスピードを求めるのは酷と言うもの。したがって殺陣の殆どは後ろ姿によるスタンドインによるもの。
第1の処刑は、まだ正体を明かさない設定だからまだ良いが、最後までこの後ろ姿で押し通すのは絶対に無理。従って第2の処刑以後は、秋山莉奈本人のアップがアクション場面の中でも必要になる。
その結果として、スタンドインの後ろ姿と本人の顔が見えるアクション場面とのスピードのギャップが生じてしまっていた。だから段々と相手がしょぼくなって行くのは致し方ないか。
それを補う様に血飛沫が飛び、肉片が飛び散り、内臓が飛び出る。

基本的にはかっての梶芽依子主演作品の様な復讐劇だが、それに切り株補正をかけてコメディ色を出した内容。
エルちゃんパートが馬鹿馬鹿しく、神風軍団は完全に狙いに行っている。
まあそれなりに楽しんだ方ですけど…冷静に判断すればこんなところですかね。

(2010年9月8日シアターN渋谷/シアター2)

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