劇場公開日 2011年2月11日

「無くすには勿体無い」あしたのジョー 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5無くすには勿体無い

2023年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1970年版を観たので、こちらも観てみることに。
が、色んな事情からか配信もレンタル屋にも中々見当たらないんですよね。宅配レンタルしちゃいました。
作品は原作設定の絵作りに重きが入っているようで、映画「三丁目の夕日」のような感じです。そんなVFXが最初に飛び込んできました。
キャストも山下智久と伊勢谷友介の体作りは中々で、少し痩せすぎな感じも昭和を考えると逆にリアリティがありました。
でもなんと入っても丹下段平役の香川照之でしょう。
本人がノリノリなのがすっごい伝わってきます。
それぐらい表情が良いですね。
実際作品のハイライトは彼の「立つんだショー!」だったと思います。
鑑賞後思ったのは、やはり伊勢谷友介は無くすには勿体無いですね。
良い存在感を出す役者でした。

白波