劇場公開日 2010年10月16日

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「【シルベスター・スタローンが数多くの過去作品を共に彩って来た仲間達に再び光を当てた作品。彼の苦労人である大スターの心意気が伝わる作品でもある。】」エクスペンダブルズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【シルベスター・スタローンが数多くの過去作品を共に彩って来た仲間達に再び光を当てた作品。彼の苦労人である大スターの心意気が伝わる作品でもある。】

2023年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー 今作は微かな記憶であるが、”もう終わったアクション俳優かき集め”だの上映前は甚だ芳しくないコメントが多かった記憶がある。
  だが、今作を観ているとシルベスター・スタローンが如何に共に映画を作って来た仲間達を大切にしているかが、伝わって来る作品である。
  それは、作品に恵まれなかった、ロッキーシリーズの名作で拳を交わしたドルフ・ラングレイを起用していたり(スタローンは、クリードシリーズでも彼を起用している。そしてあの作品は名作だと思っている。)、同じく「レスラー」で再起したミッキー・ロークを起用していたりしている。
  何が言いたいかというと、シルベスター・スタローンは勿論名優であるが、高所大所で映画界を見ている人だという事が良く分かるのである。
  登場シーンは僅かであるが、アーノルド・シュワルツェネッガーが出演するシーンでは”彼はアメリカにとって、重要な地位に就く人だ”と呟いたり・・。-

◆感想

・作品としては、申し訳ないが凡庸である。

・だが、大スター多数出演の中で、屹立した存在感を示しているのが、ナント今作のメインキャストで一番若いジェイソン・ステイタムがほぼアクションシーンを担当し、強烈な印象を残しているのは忘れ難い。
ー 流石、シルベスター・スタローン、良く分かっている。-

<シルベスター・スタローンの映画を愛する姿勢、不遇を囲っていた旧友に再び日を当てたという面では貴重なる作品であると思います。>

NOBU