劇場公開日 2010年8月14日

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瞳の奥の秘密のレビュー・感想・評価

全11件を表示

5.0オススメ

2018年10月27日
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良作

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映画.jp

1.5

2018年7月19日
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画面も音楽も役者も上質で清潔な演出。
しかし突き抜けたものは無い。

余りに美しく、このまま眠りにつきたい気持ちになる。

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たろっぺ

4.0初めて観たアルゼンチン映画だったが、純粋にミステリとして楽しめた。

2017年8月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

初めて観たアルゼンチン映画だったが、純粋にミステリとして楽しめた。

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Gheen05

3.5深いことこの上ない

2015年12月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

寝られる

事件の真相がまさかこうなるとは…

結構おどろきました!

但しヨーロッパの映画は眠くなる

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ゆきち

4.5映画らしい映画だ

2014年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

久々に良い映画でした。
この緊迫感、無駄の無さ。
散漫にならずにまとめ上げ、この意外性!!
これぞ映画。
アルゼンチン映画は初めてでしたが、素晴らしかった!!

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シネパラ

3.5なんかもったいないなあ

2011年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

2009年スペイン・アルゼンチン合作映画。129分。2011年35本目の作品。今年のアカデミー外国語作品賞を取ったのが本作品。行きつけの散髪屋のお兄ちゃんに勧められてレンタルしました。

内容は:

1,かつて刑事裁判所をつとめていた主人公は25年前に起きた未解決時間が頭から離れない。
2,彼はその事件を小説に書こうと決意する。
3,そうして封印されていた忌々しい記憶が蘇る。

サスペンスかつ非常に文学的な作品で濃密な映画体験ができますが、観終わってみるとどこにもつかず的な消化不良感が残ったような気がします。恐らく統一感の欠如、いいかえれば裁けきれない要素を二重にも三重にもしてしまったからではないでしょうか。

映像は素晴らしいし、特にサッカースタジアムの撮影が見事。でも、それが作品全体と一体感をなしてないような気がする。一つ一つのアイデアは良いけど作品自体のテーマを殺している。

と、ここまで辛口ですが、もちろん普通の作品に比べて見応えはあったと思います。サスペンスは悪くはないし、俳優陣が好感の持てる人ばかり。でも、題名の意味が伝わらなかったのです。

いや、もちろん完成度は高いですよ。

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あんゆ~る

4.0自分には難しすぎた

2010年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

アルゼンチン映画は初めて見ました。スペイン語の持つリズムがあんなにも心地よいことに大変驚きました。同じラテン系でもフランス語とはまた違った味わいがあってよいですね。

閑話休題

凄い映画でした。正直言って作り手側のぶつけてきたものを全く受け止めきれなかった気がします。やはり25年という時間の経過がしっかりと描かれていることがこの映画を他の映画ではなかなか見えてこない問題を鮮明に浮かび上がらせているのでしょう。
この映画で最も印象的だったのは過去に人生を左右するような大きな出来事に遭遇した人たちの、のちの人生における過去との向き合い方でした。ある人は現実に没頭することで過去への関心を振り払おうとする、ある人は過去の事実から逃避して過去と正面から向き合うことを避けることで過去から逃れようとする、過去にこだわりあまり現在・未来に対して虚無しか感じない人もいる、そしてある人は過去を小説にしたため積極的に過去と向き合い乗り越えようと必死にもがきます。一概にどれが最良の方法なのかはわかりません。この映画では主人公の過去との向き合い方が一番良いものだと言いたげでしたが、もしかしたら一生過去から目を背けたまま死んでいくのが一番幸せなのかもしれません。いずれにしても間違いなくいえるのは、忘れ難い出来事に遭遇した人間は、その後の人生では過去に対して意識的に向き合っていかざるを得なくなるという事実なのではないでしょうか。たとえ徹底的に過去を無視するという方法をとるにしてもです。自分にはそんな過去はない(と思っている)ですが、いつの日かぬぐい去り難い過去と自覚的に向き合わざるを得ない日が来るのだ、と考えると人生を重ねることに億劫になってしまいそうな気分です。

もう一つ印象に残ったのは、主人公の同僚が放った「人には変われないものがある」という言葉です。確かにイリーナは25年経っても大事な話をする時には扉を閉めようとするし、パブロは酒飲みとそれに続く喧嘩が止められない。ゴメスは逃亡中でも大好きなサッカー観戦が止められない。どうやらどんなに時間が経っても状況が切迫しても変えられないものがあるようです。恐らく「瞳」もそのうちの一つなのでしょう。劇中でベンハミンは「瞳は雄弁である」と語っていましたが、それは瞳がどんなに取り繕っても変わる事なく自分の本心を他者に発信し続けるからなのではないでしょうか。

それから全編を通してピンぼけしている映像が多いのが気になりましたが、あれは何だったのでしょうか?自分には演出上の効果が見いだせませんでした。

いずれにしてもこの映画は人生経験が多い人なら自分の人生に引きつけて見ることのできる映画なのだと思います。25年経ったらまた見てみたいと半ば本気で考えています。

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s'il vous plaît!

4.0なかなかの

2010年9月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

なかなかのモンです。最近のアカデミー賞の傾向はよく分からないこともありますが、これは順当だと思いました。ちゃんと人に向き合って、よいドラマを作ってるなぁという印象。
ハーバードの教授じゃないけど、「正義とは何か?」といったことや、「愛するってどういうことよ?」といった根源的な問いに対して、監督が考えた答えを盛り込んでるな、と思いました。
時間の経過という“経年変化”の中でそれを貫くことがいかに難しいか、ある程度経験をしてきた人なら誰でも思い当たるんじゃないでしょうか。
私を含め、自分の過去を振り返って、多少なりとも悔いのある方には特に響く作品と思います。

テレビで、おすぎさんが生涯ベスト50に入る作品と言ってました。そこまで行くかどうかは分からないけど、記憶に残る秀作でした

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映画村

3.0うーん

2010年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

拙ブログより抜粋で。
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 アルゼンチン映画というとほとんど縁がなく、監督はもちろん、キャストに関してもまったく知らない人ばかり。
 そんなわけで、本年度のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞したということくらいしか予備知識なしに観た。

 映画の冒頭、提供映像(松竹でいうところの富士山みたいなの)がいくつも続いて、幻想的な回想シーンから始まる本編が始まっても、それが本編なのかしばらくわからなかった。
 ああ、本編が始まったんだとわかってからあとも、意味深な回想シーン、劇中の現在、突如挿入される暴行シーン、現在と同じ俳優が演じる25年前、と、時系列を把握するのに手間取った上、日本と違うアルゼンチンの司法制度に関しても無知なため、ベンハミンたちが何者で、何をしてるのかもよくわからないという困惑で始まった。
 ぶっちゃけ、なんだかわけわかんない導入部だったのよ。

 その辺は映画が進むうちに追いついたけど、冒頭のおいてけぼり感があとまで響いて、社会派ミステリーな展開と、ほのかに漂う中年の恋心、重い内容のようでユーモアもまぶした軽妙な演出に、良く言えば絶妙なバランス感覚でまとめられているんだろうが、これまたぶっちゃけ、どっちつかずな印象も否めなかった。

 特に犯人捜しの過程が、なんだかえらくユルユルの、偶然と決めつけに頼ったような捜査で、少なくとも本格ミステリーではないでしょ、これ。

 そんな感じだったので、自分がどれだけこの映画を理解しているのか不安になるのだが、まあ、アカデミー賞も受賞したんだし、したり顔で誉めといても罰は当たらないだろう。
 似たような状況で、評判は良かったのにろくに良さが理解できなった『愛を読むひと』(2009年、監督:スティーヴン・ダルドリー)に比べれば、遥かに面白かったし。

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かみぃ

4.0ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画

2010年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

知的

刑事裁判所を引退したベンハミンにはどうしても忘れられない事件があり、それを題材に小説を書き始める。その事件からは25年の歳月が流れていて、小説の内容を辿るように過去が回想されていく。事件の発生と、被害者の夫や犯人のその後が語られると同時に、ベンハミン自身の苦い過去も語られていく手法だ。そして、25年後の今、事件はまだ終わっていない事実を知ることになる。
けっこう重い内容なのだが、淡々とした語り口で少しずつ丁寧に紐解いていく推理と、登場人物の奥深い描写によって、じわじわと物語の中に引き込まれていく。
適度な笑いどころもある。ただ、観客の中に「三ばか大将」や「ナポレオン・ソロ」を知っている人がどれだけいたかは分からない。
冒頭の裁判所で、ベンハミンがすれ違う女子職員に軽口を飛ばすシーンがあるが、彼は昔からそんな気さくな性格ではなかった。なぜそうなったかは、あとで分かる。結構、細かい仕掛けが施され、飽きが来ない居心地のよさがある。とにかく脚本がいい。
また、主役のリカルド・ダリンとソレダ・ビジャミルが25年の時差を巧妙に演じ分ける。仕草だけでなく、声音も微妙に変える。メイキャップも巧い。
物語は事件の知られざる結末に辿り着くとともに、ある愛のカタチを通して、犯罪に対する刑罰がどうあるべきか、被害者感情も含めて問いかけてくる。
いささか暗く重い結末を押しのけるように、25年の溝を埋める行動に出たベンハミンには嬉しくなる。“簡単じゃない”かもしれないが、まだまだ再出発は可能だ。
ミステリーとロマンスのバランスが絶妙な大人の映画だ。

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マスター@だんだん

1.02010年ワースト決定。チープな素材に杜撰で甘々の演出

2010年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

現在から過去を振り返るスタイル、その過去部分がひどい。題材は殺人事件。警察は犯人をでっち上げ自白を強要するが主人公側も負けてない。被害者をいやらしい視線を送っていたので犯人決定、証拠入手のために不法侵入、さすがに上司ばれて捜査中止。それでも証拠資料をキープしてそこから容疑者がサッカー・ファンだと割り出しサッカー場で待ち伏せしていたら偶然に発見して逮捕、人権も何もない。取調べではセクハラならぬセクシャル誘導尋問で自白させる。

これはもうB級映画のプロット、それをもったいぶった演出をするのだからたまらない。それに恋愛を絡めるのだから暴走は止まららず。最後に驚きがあるがそれもB級感覚。

当事の時代がひどいものであったことを描いている部分もあるのだろうが、そういったのは斜め視線があってこそ生きるのに、この監督の力量ではそうしたものもないのでできていない。映像的には盛り上がるサッカー場での逃走劇も白けるだけだ。

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ant